お金がないけど仕事を辞めたい！8つのステップで安心転職への完全ガイド

こんにちは、ユーケン（@yuukeninbla）です。
このブログでは、飲食業のリアルな体験談と他業種転職ノウハウを解説しています。

仕事を辞めたいです。
ですが、生活できなくなるのが怖くて辞められません。
お金が無くても仕事を辞める方法を教えて下さい。

後にも先にも生活するお金が無ければ、仕事を辞めることは中々できないです。

転職しようにも辞めてすぐに見つかる保証もありません。

退職して無職からの転職活動は、減り続ける預金に焦りが出て後悔する転職になりかねません。

今の仕事をすぐにでも辞めたい！

気持ちはあっても、「月々の収入（お金）が無ければ生活できない。今は我慢だ。」

お金が無いことが理由で、中々退職できない。こんな悩みを抱えている人は多いかもしれません。

お金がない時に仕事を辞める方法を解説します。

仕事を辞めて当てもなく退職するのはリスクが高い

仕事を辞めようと考えた時、仕事を辞めてから転職活動をするのはお金の面で苦しむことになります。

というのも、転職成功させるためには約3割の人が4ヶ月以上の期間を要しています。

貯金、定期的な収入が無ければかなり厳しい状態です。

仕事を辞めて必要となる費用がこちらです。

他には子供の養育費、車の維持費など家庭環境によって変わってきます。

①転職活動の費用

転職活動は思っている以上にお金がかかります。

まず、転職活動で必要となる出費です。

資格以外の費用が安く見積もっても4万円以上かかります。

品質にお金をかければさらに費用が増しますので、品質重視の方はさらに高く見積もった方がいいです。

面接時の交通費、食事代は積み重ねていけば高額になってしまいます。

例えば、

説明会に参加するとなれば、遠方の会社に出向きその分お金がかかります。

面接の時間に遅れそうになって、タクシーを利用するなんてことも。

面接前にカフェで、時間を潰すなどで出費がかさんだり...。

履歴書・職務経歴書、写真、書類送付代

複数の企業に応募すればする分だけお金がかかります。

そして、履歴書・職務経歴書は書き損じたら書き直しです（これが地味にきつい）。

写真については自動撮影機なら数百円ですが、『プロの撮影で写真を補正できるデータを受け取れる』写真館で数千円払う人もいます。

スーツ、靴、カバン、理美容代

ピンキリです。転職活動では安いスーツでも新品は見栄えがいいので十分通用します。

それほどスーツを着用する必要がない仕事なら、安いスーツで大丈夫です。

企業によっては入社前3ヶ月以内の健康診断書の提出が必要な場合もあります。

自己負担の場合、5,000円〜10,000円の検査料が必要になります。

転職活動ってこんなに費用かかるのか・・・恐ろしい！

だからこそ、費用について考えておく必要があり貯金も必要ですね。

お金、活動時間を考えると採用見込みのない会社に転職活動するのは、お金の無駄遣いになります。

無駄に終わる転職活動をしないために、役に立つのが転職エージェントです。

自分のキャリアで、採用見込みのある応募企業を転職業界のプロが教えてくれます。

企業の評判を事前に入手でき、エージェント担当者が書類選考通過率が上がる方法、履歴書・職務経歴書の書き方も教えてくれます。

また、企業との入社希望条件・年収交渉も間に入ってサポートを受けられます。

私は、転職エージェントを活用して年収70万円アップに成功しました。

自分に合う転職エージェントを見つけるなら、こちらの》飲食から転職におすすめの転職エージェント・サイト14選｜比較ランキングをご覧ください。

②生活費

退職後に転職活動を始める場合、生活費が重くのしかかってきます。

生活していくうえで必ず出てくる消費一覧です。

総務省による家計調査の結果によると2021年単身世帯の消費支出は、1ヶ月平均で155,046円（税金・保険料含めて）。
引用：総務省による家計調査2021年

転職活動を半年続ければ、生活費だけで932,076円かかります。

また、転職後すぐに給与が入るわけではありません。

退職後は、定期的な収入が無くなるので意識してこなかった生活費が重くのしかかります。

そして、ケガ・体調不良、冠婚葬祭などで想定外の出費を払うかもしれませんので準備金も必要です。

③税金・保険料

社会生活をしていくうえで毎月支払う必要がある税金・保険料。

退職後にも毎月支払う必要がある税金・保険料はこちらです。

会社勤めだと毎月給与天引きされて、意識してこなかったかもしれませんが退職後は自ら手続きを行う必要があります。

次の転職先が決まってない場合は、複雑で手間のかかる作業が発生することを覚えておきましょう。

何も知らずに放置しておくと、延滞料金が発生して余計な支払いが発生します。

逃げることができない必ず支払うものなので、退職後に転職活動する場合は注意してください。

転職活動の費用、生活費、税金・保険料の一覧

項目	詳細
転職活動の費用	・面接時の交通費、食事代 ・履歴書の文具類、写真 ・書類送付の郵便代 ・スーツ、靴、カバン ・理美容代 ・資格取得の費用 (必要であれば)
生活費	・家賃、住宅ローン ・食費 ・光熱費 ・通信費 ・交際費
税金・保険料	・住民税 ・国民年金 ・国民健康保険
その他費用 (家庭環境による)	・子供の養育費 ・車の維持費等
資格以外の費用	4万円以上
企業への応募数が多い場合	応募する企業が多ければ多いほどお金がかかる
転職活動が長引く場合	転職活動が長引けば長引くほど、費用が増える
2021年単身世帯の消費支出 (総務省による家計調査)	1ヶ月平均で155,046円 (税金・保険料含む)
転職活動を半年続ける場合	932,076円
住民税	会社から自分で納付へ変更
年金	厚生年金から国民年金へ変更
健康保険	社会保険から国民健康保険へ変更
延滞料金	手続きを怠ると発生

仕事を辞めたいけどお金が無い！お金がないときに仕事を辞める8つの方法

退職後すぐに転職もしくはお金の準備がないと、生活できなくなります。

お金がないから辞められないを抜け出す方法一覧です。

以下で、詳しく解説します。

1.働きながら転職活動をする

当てもなく退職するのはNGです。働きながら転職活動をします。

理由は、金銭的な部分に加えてデメリットが大きいからです。

・お金が減り続けると精神的余裕が保てない
・転職先を調べずに安易に入社する恐れがある
・入社条件の交渉ができない
・面接者にも印象が悪い

こんな状態だと仕事を選ぶことができず、条件の良い会社に入社することは難しいです。

必然的に条件の悪いブラック企業に入社してしまいます。

「仕事を辞めて転職活動する人」、面接者側としてはリスクを考えず勢いで行動する人間と見られ悪印象です。

私の経験ですが退職してから転職活動をすると、ブラック会社に入社する傾向が高いです。

転職を成功させるために、働きながら転職活動しましょう。

「転職活動する時間なんてない」「仕事が忙しすぎる」忙しい人、時間が無い人に最適な転職方法が転職エージェントです。

メリット

・登録後も完全無料
・転職の相談なんでもOK
・履歴書・職務経歴書・面接対応のサポート
・応募、面接のスケジュール調整をしてもらえる
・年収、入社日の交渉をしてもらえる
・非公開求人を紹介してもらえる
・企業の内情をアドバイザーが教えてくれる
・転職活動におけるサポートサービスが充実
・企業の人事に推薦してくれる

デメリット

・自分のペースで転職活動を進められないことがある
・相性が合わない人もいる
・自分の軸を持っていないとアドバイザーに舐められる

2.ボーナスを受け取ってから辞める

辞めるタイミングとして多いのが、ボーナスを貰った後です。

世の中多くの人がボーナスを貰ってから辞めています。

辞めたくて仕方がない会社に遠慮する必要はありません。

退職の意向を伝えるタイミングは、ボーナス支給後にしましょう。

ボーナス減額、ボーナスが出ないことを防ぐためです。

というのも、退職に対するボーナス減額は違法ではありません。

労働に関する基本的な法律「労働基準法」では、ボーナス支給に関する法律はありません。

よって、会社の規定にボーナス支給を設けていなければ、退職者や自社の社員にボーナスを支給する必要はありません。

たきざわ法律事務所 https://takizawalaw.com/1977/#i-2

また、ボーナス支給後は人材が動く時期でもあるため、企業側も採用活動をする場合があります。

退職の申し出は、ボーナス支給から1ヶ月後がおすすめ。

6月、12月がボーナスが出る企業が多いのでその前後から転職活動を始めましょう。

3.有給休暇は必ず使い切る

有給休暇は法律上申請すれば取得できるため、会社は有給休暇の消化を原則拒否できません。

法律上、有給休暇の取得は会社からの許可は必要ありません。

申請すれば無条件で取得でき、会社に理由を言う必要もありません。

もし、有給取得を受け付けないような会社なら労働基準監督署に連絡しましょう。

有給日数を確認して会社と相談して退職日を決める。

有休消化と引き継ぎ日数を踏まえないと、有給を全て使い切れずに退職することになります。

有給休暇の取得は原則会社は断ることはできませんので、遠慮せずに申請しましょう！

会社次第では、退職時に消化し切れなかった有給を買い取ってくれる場合もあります。

ただし、有給休暇の買取は法律上の定めはありません。

退職までのスケジュールを立てて、有給を使い切ることを前提に行動しましょう。

4.最大2年6ヶ月の失業保険給付金をもらう

就職先が決まる前に退職する人は住んでいる地域のハローワークに、失業保険を申請すれば国から失業手当が給付されます。

給付条件は離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12カ月以上あること。

ですが、通常の自主都合退職となると申請後、1週間の待機期間のあと3ヶ月後にしか給付されず給付期間は3〜5ヶ月間です。

「失業給付金」と「傷病手当金」を組み合わせることで、申請後最短2ヶ月後に給付開始、給付期間最大2年6ヶ月の失業給付金を得ることができます。

ただし、この制度は病気や怪我で通常業務ができない人だけしか利用できません。

精神的に参っている人、仕事に行くのが嫌で憂鬱な人はこういう制度があることを知ったうえで心療内科に行くことをおすすめします。

主治医の判断次第ですが、就業困難と認めていただければ上記の給付金制度を受けることができます。

5.退職前にクレジットカードを作っておく

仕事を辞めた後、持っていて役に立つのがクレジットカードです。

退職後、無職になってからはクレジットカードの審査は通りません。

クレジットカードを作っておいて損はありません。

一括ではなく分割、リボ払いにすれば金欠状態を一時的に脱せられます。もちろん、払えるなら一括の方がお得です。

もしもの時のために持っておきましょう。
ですが、分割、リボ払いは利子がつくので身内にお金を借りる方がいい人もいます。

借金はしないほうがいいので、お金に困りに困った時に最終手段として活用してください。

6.副業で稼ぐ力を身に付ける

本業以外で稼ぐことができるようになれば、収入が会社に依存しなくなります。

在籍中に副業をして、自分で稼ぐ力を身につければ副業の収入だけで生活することができるようになり早期退職する人もいます。

つまり、転職しなくても生きていけるようになります。

副業は種類がたくさんありますが、スキルが身につくものをしないと意味がありません。

ウーバーイーツ、単純作業のアルバイトは言い方は悪いですが「正直誰でもできること」なのでスキルは身につきません。

自分が身につけたスキルで、稼げるようになれば働くストレスがかなり軽減されるはずです。

やりたくない仕事から解放されるかもしれません。

飲食正社員がおすすめする副業は、以下の記事で紹介しているので是非参考にしてください。

7.税金の減免申請

仕事を辞めた後、税金の減免申請をすれば税金の負担を抑えることができます。

利用できるのはこちらです。

①国民年金保険料の免除・納付猶予制度
②国民健康保険料の減免制度
③住民税の減免制度

①国民年金保険料については、国民年金担当窓口へ。

申請すれば失業期間中全額免除も可能ですが、自分の年金が減ることになるので注意が必要です。

②健康保険料については、国民健康保険担当窓口へ。

自主都合退職の場合減免はできませんが、会社都合、病気・怪我など非自発的退職の場合2〜7割軽減されます。

③住民税については、各地域の住民税担当窓口へ。

8.携帯電話・サブスク・保険の見直し

お金が無い状態から抜け出すのに1番すぐにできて、効果が高いのが支出を減らすことです。

食費や光熱費の支出を減らそうとしても長く続けるのは難しいので、一度見直すだけで無理なく継続的に効果のある支出を減らせるものを厳選しました。

まず、携帯電話をキャリアから格安SIMに変更する。

キャリアを使っている人は格安SIMに変更すれば、携帯料金が半分以上安くなる人もいます。

私はYモバイルから楽天モバイルに変更して月々5,000円だったのが、2,000円になりました。

よく言われるデメリットの通信障害も特に感じなく、問題なく使用できているのでキャリアの時と変わりなく使えてます。

知り合い、家族にもキャリアを使い続ける人はいますが正直もったいないなぁと思っています。

格安SIM変更するのは1日あればできるのでぜひやって欲しいです！

次に、今使っているサブスクリプションを見直します。

使っていないサブスクはありませんか？

私はアマゾンプライムを続けていましたが、ほとんど利用していないことに気づき解約しました。

例えば、食べログのサブスクとか飲食業務を従事していた人は利用していた人が多いのではないでしょうか？

サブスクは定期的に見直せば余計な固定費を払わなくて済むようになります。

最後に、火災保険の見直しです。

生命保険や傷害保険などに入っている人は少ないかもしれませんが、賃貸住まいの人は必ず火災保険に入っています。

賃貸で加入される火災保険は自分で選ぶことなく、不動産会社から指定されている人が多いです。

不動産会社から指定されているものは、割高の料金にしている可能性が高いです。

理由は、不動産会社が紹介料をもらっているなどがあります。

保険も固定費なので、一度変更するだけで余計な支出が減ります。

お金がないときに仕事を辞める8つの方法一覧

退職手順	説明
1. 勤務中に転職	仕事を辞めずに次の仕事を見つけることで、金銭的な問題を避けることが可能です。
2. ボーナスをもらった後に退職	ボーナスを受け取った後に退職することが一般的であり、ボーナスが支払われた後に退職の意向を発表することを推奨します。
3. 有給休暇を全て使い切る	有給休暇は法律により保証されているため、原則として会社は有給休暇の使用を拒否することはできません。
4. 2年6ヶ月までの失業保険給付を受ける	仕事を見つける前に退職すると、地域のハローワークで失業保険を申請し、政府から失業給付を受けることができます。
5. 退職前にクレジットカードを取得	退職後の生活に便利なツールとして、クレジットカードがあると良いです。
6. 副業からお金を稼ぐ能力を身につける	主業以外からお金を稼げるようになると、収入が会社に依存しなくなります。
7. 税金免除の申請	退職後は、税金免除の申請を通じて税負担を軽減することができます。
8. 携帯電話、定額制サービス、保険の見直し	自身を金銭的に困難な状況から脱出させる最も早くて効果的な方法の一つは、支出を削減することです。

まとめ：飲食の仕事を辞めたいけどお金が無い！お金がないときに仕事を辞める8つの方法

今回は、仕事を辞めたいけどお金が無い！お金がないときに仕事を辞める8つの方法を紹介しました。

飲食の仕事を辞めたいけどお金が無い状態を抜け出すには、後にも先にもお金の準備が必要です。

しかし、今すぐにでも辞めたく精神的に限界、人間関係に煮詰まっている、残業未払いの会社に勤めているなどの人はお金がなくてもすぐに辞めてもいいと思います。

無責任な言い方になっているかもしれませんが、うつ病など精神疾患に陥るよりは遥かにましです。

私も診断された時は軽くみていましたが、動きたくても力が入らない気持ち悪い状態が長期間続きました。

治療費の出費も毎月1万円ほどありました。

頑張りたくても頑張れない身体になってしまう前に、自分の身体を第一に考えましょう。

仕事はいくらでもありますが、あなたの身体は一つしかありません。

その際は失業給付金を上手く活用しましょう。

また、次の仕事先のことを考えて徐々にでも転職活動を始めた方がいいです。

今すぐにでも辞めたいと考えている人は転職エージェントを活用し、最短で転職を果たせる可能性を探るなど様々な方法を提案してくれます。

転職エージェントを活用すれば、企業との日程調整、通らない企業の紹介はなくミスマッチも防げるので、時間の節約にもなります。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました！