飲食業界から転職のメリット・デメリットと効果的な方法を考察

こんにちは、ユーケン（@yuukeninbla）です。
このブログでは、飲食業のリアルな体験談と他業種転職ノウハウを解説しています。

私は飲食業から転職して良かったと心の底から思っています。

でも、最初は転職をすることには否定的で「3年は辛抱しなきゃ」という気持ちで耐えながら飲食業の仕事をしていました。

転職したほうがいいのか悩んでいます。
転職のメリット・デメリットを教えてください。

このような疑問、転職のメリット・デメリットについて解説します。

「転職したい気持ちはあるけど、リスクがありそう。」「今すぐには辞められないから、タイミングが合えば転職したい。」こういう人が多いかと思います。

転職したほうがいい？

転職したほうがいい場合と、転職しないほうがいい場合があります。

現状に不満があり、自分のやりたいこともできていない。

将来が不安で、他に目指していることがあるなら転職すべきです。

もし、パワハラ・セクハラを受けているなら、肉体的、精神的に健康面に不調がでているはずです。

すぐにでも休職しましょう。

職を失うより、病気になるほうがリスクが高いです。

うつ病、統合失調病など脳に影響を与える病気にかかる人は治療が大変です。

・身体が思うように動かない
・疲れやすくなり短時間しか働けない
・頭が痛い(気分が悪くなる)ので思考が難しくなる

こういった症状が慢性的に続くようになります。

病気になってからでは遅いので、早急に対処しましょう。

自分は現状に不満がなく満足している。自分のやりたいことができていて、将来に希望が持てる職場に就いているようでしたら無理に転職しなくていいと思います。

時間が経って、転職したくなる状況になってから転職を考えたらいいでしょう。

転職したい、仕事を辞めたくなったら、こちらの記事を読めば仕事を辞めたくなる理由と対処法が分かります。
》飲食業界で仕事を辞めたい！その理由と対策を詳しく解説

転職のメリット

転職にはメリット、デメリットがあります。

転職の特徴を理解したうえで転職活動を行えば、後悔のない転職ができるようになります。

転職のメリット
・労働環境が良くなる
・年収が上がる
・新しいキャリアを積める
・新たな人間関係ができる
・自分の軸にあった就業先を選べる
・視野が広がる

以下で、詳しく解説します。

労働環境が良くなる

前職で不満だった仕事の環境が良くなります。

飲食から別の業界、職種に転職するメリットは個人的に労働環境が良くなることが1番のメリットだと思います。

1.労働時間が短くなり、休みが増える(プライベートが充実する)
2.雰囲気が良い職場で働ける

それぞれ詳しく解説します。

1.労働時間が短くなり、休みが増える(プライベートが充実する)

飲食は業種の中で最も休日が少ない業種です。

そして、長時間労働でハードな業務内容です。

長時間労働と言えば、飲食業に一時期勤めていたのを思い出した。
朝7時から23時まで。時には25時まで。
肉体的にハード過ぎたので、あの時は撤退‼️ってなった覚えある。
そして、給与が11万かな？アレ以来、ハローワークの求人だけは信用していない。

— ゆーちゃりす（yu_chalis） (@yu_chalis) November 7, 2022

自分の心にある「恐怖」を理解すると、今やるべきことが見えてきます。僕の飲食業時代は長時間労働、低賃金、役職が上がるほど超ハード…と常に恐怖に支配されていた。そこから抜け出すために、副業ブログを始めたのがきっかけです。人は恐怖を上手く利用すると、未知の自分へと成長させてくれます😃

— リョースケ＠人生後半戦から稼ぐネットビジネス研究所 (@ryosuke_journey) June 7, 2022

ちなみに飲食時代の私は年間休日60日、毎月の労働時間は400時間という状態でした。

まず事前に、業界・企業研究をしておけば前職より労働時間が長く、休みが少ないということが無くなります。

労働基準法

・使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。

・使用者は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけません。

・使用者は、少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければなりません。

厚生労働省労働基準法

労働基準法の最低ラインを計算しました。

1年間の週数：365日÷7日＝52.1週
1年間の労働時間：40時間×52.1週＝2084時間
1年間の労働日数：2084時間÷8時間＝260.5日
1年間で260日まで働けるということは、1年間の最低休日数は、
365日－260日＝105日

年間休日105日は、土日が完全に休日であれば、祝日・GW・夏季休暇・年末年始休暇などの休日は一切ありません。

年間休日120日が休日日数が多いとされています。105日より約2週間多く、労働者1人あたりの年間平均休日数113.7日（厚生労働省平成30年就労条件総合調査データ）に比べても約1週間多い数字です。

年間休日120日は、週休2日制に加え、夏季休暇と年末年始休暇をそれぞれ5日間程度確保できる上、土日以外の祝日なども5日間程度休めるといった具合です。

年間休日が120日以上ある企業の傾向は、

・「BtoB」の業種
・自社で商品を開発している業種
・自動車・電子機器・コンピューターなどのメーカー
・銀行やクレジットなどの金融業、人材・運送・教育などのサービス業

特に、メーカーは休日が充実しているので就職・転職先として人気です。

また、年間休日が120日以下の企業の傾向は、

・「BtoC」の業種
・従業員の労働力により業務が行われる部分が大きい業種(労働集約型)
・理美容・レジャー・介護・冠婚葬祭などのサービス業
・小売・外食産業、建設・不動産業など

労働時間が短く休日が増えれば自分の自由な時間が増えて、プライベートが充実する、やりたいことができるようになります。

2.雰囲気が良い職場で働ける（精神的に楽になりイライラが減る)

飲食でピリピリしていた空気と閉鎖的な空間を、働く場所を変えることで味わう必要がなくなります。

嫌な人とイライラしながら、不穏な空気で仕事するのは気分が悪くなるに加えてエネルギーの消耗が激しいです。

何より「報連相」の機能が損なわれて、ミス、事故が起こりやすくなってしまいます。

職場の空気が穏やかで開放的なら、仕事をリラックスしながら行えて落ちついて仕事をすることができます。

雰囲気が良い職場の特徴

・社員同士の仲が良い
・同僚からお互い良い部分を認め合う
・お互いの個性を尊重している
・社員の年齢層関係なく活き活き働いている（40、50代）
・挨拶が活発である

求人・社外から見極める方法

・求人広告が頻繁に年中行われているところは危険
・職場の口コミサイトでマイナス評価のところは危険
・転職エージェント担当者から情報を得る

雰囲気の良い職場は働いていて気分が良いだけでなく、長く働きやすい職場でもあります。

どんな職場で働きたいかは人によると思いますが、自分にとって雰囲気が良いと思える職場で働くことが大切です。

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年収が上がる

転職したことで私は年収が上がりました。

飲食業界の給与ベースは業界の中でも最低なので、業界を変えるだけで未経験でも給与が上がります。

飲食でキャリアアップ、年収を上げるのは中々大変です。

年収上がる＝仕事が楽になる❌ではないので、よりハード激務になるでしょう。

ホテルを例に挙げて考えると役職部長レベル＝料理長レベルにならないと肉体労働ばかりです。

頭を使い、裁量があり決定権がある役職につかないといつまで経ってもしんどい状況が続きます。

ポジションの空きが無いのに加えて、日本は年功序列なので実力があっても年長者が採用されます。

そして、会社員の給与はすぐに上がるものではありません。

給与がすぐに上がらない理由は、以下の記事で詳しく解説しています。
》頑張るだけ無駄？頑張りすぎるサラリーマン必見！効率的で生産的な働き方

新しいキャリアを積める

転職することで新しいキャリアを積むことができます。

一般的にどんな人が評価され、好条件の待遇で仕事ができるのかというと専門性の高いスキルがある人です。

専門性とは特定の分野に深く関わって、高度な知識や経験を要求されます。

飲食は専門性が高い業界ではありますが、飲食業界の中で専門性が優れている人でないと評価されません。

新たな人間関係ができる

人間関係をリセットすることができます。

前職で上手くいかなかった人間関係、不満だったこと、新しく再スタートできるのでメリットが大きいです。

自分の軸に合った就業先を選べる(人生が充実する)

自分のやりたいことが明確になっているのなら、転職で自分がやりたいことに適した就業先を選ぶことができます。

現職がキャリアアップに繋がらない、できないと考えているなら自分のやりたいこと、軸に合った就業先を選ぶことです。

成果が得られると共に、自分が求めている条件の労働環境を得ることができます。

自分のやりたいことが分からない人は、こちらの記事で詳しく解説してますので是非読んでみてください。
》やりたいことが見つからない？転職時の自己分析方法と見つけ方のポイント

視野が広がる

一つの企業だけで働いていると視野が狭くなり、自分の市場価値に目が向かなくなります。

仕事の業務、システム、管理方法など仕事で学んできたことは自分が経験して他人から教わったことしかありません。

ある程度年を重ねると（4〜5年）業務で教わることがなくなり、いつまでも同じことのルーティンになるので目標が無くなり視野が狭くなる一方です。

そしてそんな毎日が楽で思考停止して仕事をしていると、今の仕事が無くなった時に崖っぷちに立たされます。

自分の市場価値を知って対策をしていれば「こんなはずでは・・・」と後悔することが無くなります。

転職のメリット一覧

メリット	詳細
より良い労働環境	過去の仕事で不満だった労働環境が改善されます。飲食業から他の産業や職業へ転職する最大のメリットは、労働環境が改善されることです。具体的には、1.労働時間の短縮と休暇の増加（プライベート生活の充実） 2.雰囲気の良い職場で働く、の二つが挙げられます。
年収の増加	転職により年収が増加します。飲食業界の給与基準は業界最低なので、経験がなくても業界を変えるだけで給与が上がる可能性があります。
新しいキャリアのスタート	転職を通じて新たなキャリアを築くことができます。高度な専門知識と経験を必要とする特定の分野に深く関与する専門性が評価され、好条件で働くことができます。
新しい人間関係の形成	過去の仕事でうまくいかなかった人間関係や不満をリセットし、新たなスタートを切ることができます。新しい職場には不安もありますが、新鮮な気持ちで取り組むことができる大きなメリットがあります。
自分の軸に合った職場を選べる	自分がやりたいことが明確であれば、転職時に自分がやりたいことに適した職場を選ぶことができます。現在の仕事がキャリアアップにつながらない、あるいはできないと思うなら、自分がやりたいことに合った職場を選びます。
視野を広げる	一つの会社だけで働くと視野が狭くなり、自分の市場価値を見失う可能性があります。仕事で学んだこと、例えば作業手順、システム、経営方法などは、自分が経験したり他人から学んだものだけです。一定の年数（4〜5年）が経つと、仕事で学ぶことがなくなり、ずっと同じルーチンになります。

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転職のデメリット

転職のデメリットは、転職するのにお金がかかる、環境の変化に慣れるまでが大変など様々ですが以下の項目にまとめました。

転職のデメリット

・転職活動はお金がかかる
・退職金・企業年金が少なくなる
・年収が下がるリスクがある(飲食はそうでもない)？
・人間関係の構築（どんな人間がいるか分からない）
・労働環境が変わる精神的疲れ

以下で詳しく解説します。

転職活動はお金がかかる

転職活動にはお金がかかります。

交通費、飲食費、スーツの用意（クリーニング代）、履歴書の写真代などで最低でも4万円。思っていたよりお金がかかります。詳しくは以下の記事解説してます。
》お金がないけど仕事を辞めたい！8つのステップで安心転職への完全ガイド

退職してから転職活動を行うなら、生活費半年以上は貯金がないと厳しいです。

減っていくお金にストレスを抱えてしまいますので、なるべく在籍しながら転職活動を行いましょう。

退職金・企業年金が少なくなる

雇用契約上にあれば可能ですが、退職することで得られる退職金・企業年金がもらえなくなるもしくは減ってしまうデメリットがあります。

仕組み上、退職金・企業年金は在籍期間が長ければ長いほど金額が上がっていく仕組みになっているためです。

退職金はいくらもらえるのかというと、「平成30年_就労条件総合調査」の「平均退職給付額」ではこのようになっていました。

勤続年数	中学卒（現業職）	高校卒（現業職）	高校卒（管理・事務・技術職）	大学・大学院卒（管理・事務・技術職）
20〜24年	268万円	421万円	525万円	1267万円
25～29年	453万円	610万円	745万円	1395万円
30～34年	728万円	814万円	928万円	1794万円
35年以上	1321万円	1629万円	1954万円	2173万円

勤続年数20〜24年と35年以上では平均退職給付額が1000万円以上差が出ている人が多いようです。

しかし、退職金は転職するのが当たり前になった今の時代に合っている制度ではないので、今後退職金制度に変わって確定拠出年金が主流になっていく時代になっていくと思われます。

退職金が少ない人は、確定拠出年金を活用しましょう。

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年収が下がるリスクがある(飲食はそうでもない)？

やりたいことを優先して、現職より年収が低い仕事を選んでしまうと年収は下がってしまいます。

さらに未経験職となると年収は低くなりがちです。

ですが飲食業の場合、業界の給与ベースがかなり低いので業界を変えれば未経験職であっても年収がアップしやすいです。

人間関係の構築（どんな人間がいるか分からない）

転職をしたら環境に慣れて、顔見知りができるまで孤独を感じることが多いでしょう。

新入社員のように1から丁寧に教えてくれることは少ないので、大変なケースも多いです。

そして、どんな人間がいて、どのポジションにいるかもわからないので気疲れしてしまうでしょう。

企業の人間関係、どんな人が在籍していのるか、少しでも転職リスクを減らすために役に立つのが口コミサイトの転職会議です。

口コミサイトを活用しておけば、以前に働いていた人から、現職で働いている人から社内の情報を得ることができます。

例えば、気になる会社から転職オファーが来たときに口コミサイトで社内の情報を知っておけば、どんな会社か知ることで転職するかどうかの判断材料が増えます。

なぜなら悪い口コミを書くような人が、その企業に在席していたということです。

社員の質が良くない可能性が高いので、悪評が書かれている企業への転職は避けたほうがいいでしょう。

実際に働いてみないとわからないこともあるのですが、口コミサイトを利用して人間関係に不安のある企業を事前に察知できます。

転職会議の口コミを詳しく調べましたので、こちらの記事も参考にしてみてください。
》転職会議の口コミは嘘？真実を暴く！メリット・デメリット解説

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労働環境が変わる精神的疲れ

人間関係の構築の他に働く職場が変わると慣れるまでが大変です。

「働く場所が変わる」「出退勤の時間が変わる」「通勤時間が変わる」「新しい仕事を覚える」など慣れるまでに時間がかかります。

当たり前のことなんですが、転職したらこれだけは注意しておいてほしいことがあります。

それは、「遅刻、早退、欠勤」をしないことです。

環境が変わると無意識に疲れが溜まっており、「二度寝して寝過ごしてしまい、電車1本乗り過ごした。」みたいな人がいます。

社会人として当たり前のことなんですが、会社の人間関係がまだ構築できていない状態だと一度の遅刻で人間性を疑うような人もいるので半年〜1年はしないようにしましょう（何年経ってもしないほうがいいですけど）。

業界・職種によって違うと思いますが私の経験では、転職してから3年目までは「職場に慣れた」と思わないほうがいいでしょう。

1年目は仕事を覚えることに集中して、2年目は教わった仕事を同じように後輩に教えることができれば、周りも認めてくれるように自然となります。

転職のデメリット一覧

デメリット	詳細
転職活動はお金がかかる	交通費、飲食費、スーツの用意（クリーニング代）、履歴書の写真代などで思っていたよりお金がかかります。
退職金・企業年金が少なくなる	退職することで得られる退職金・企業年金がもらえなくなるもしくは減ってしまうデメリットがあります。
年収が下がるリスクがある	現職より年収が低い仕事を選んでしまうと年収は下がってしまいます。ただし飲食業の場合、業界を変えれば未経験職であっても年収がアップしやすいです。
人間関係の構築	新しい職場では顔見知りができるまで孤独を感じることが多いです。そして、どんな人間がいて、どのポジションにいるかもわからないので気疲れしてしまうでしょう。
労働環境が変わる精神的疲れ	「働く場所が変わる」「出退勤の時間が変わる」「通勤時間が変わる」「新しい仕事を覚える」など慣れるまでに時間がかかります。

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ベストな転職方法とどんな人がおすすめか解説

転職を考えた時にハローワークと転職サイトどちらがいいと思いますか？

結論、それぞれの特徴を活かして使い分けて頂くのがいいです。

転職方法の中からそれぞれのメリット・デメリット、そしてどんな人がおすすめなのか解説します。

自分の中でベストな転職方法が見つかりますよ。

・ハローワーク
・転職サイト
・転職エージェント
・友人・知人から紹介（リファラル採用）

それぞれ詳しく解説します。

ハローワークメリット・デメリット

メリット

地元企業の求人が多い
ハローワークは全国の都道府県、市町村に無料で求人を出せるので地元企業からの求人が多い。

中小企業の求人が多い
中小企業は採用にそんなに予算を使えないところも多いので、ハローワークにしかない地元の優良企業に出会えるかもしれません。

職業訓練サービス
ハローワークで行っている職業訓練は対象者なら無料で受講できます。
語学、プログラミング、製造業関連、パソコンスキル、マナー講座などが受講できます。訓練コースはこちらで検索可能です。

転職サポートサービス
登録している企業に応募することが可能です。
職員の方と対面で求人に関する相談、履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策、自己分析などのサポートを受けることができます。

デメリット

ハローワークを拠点に転職活動をすることになる。
ハローワークでの転職活動は、ハローワークの窓口まで行かなければ求人応募をすることができません。
事前にインターネットから仮登録が可能ですが、本登録して求人に応募するにはハローワークの窓口まで行きます。
ハローワークのシステムとして「窓口に行く→求人探し→応募→紹介状」の流れで転職活動することになるんですが、時間がかかるので効率が悪く感じると思います。
転職サイトや転職エージェントでは主にスマホ、PCで転職活動を進められますのでこの２つと比べてしまうと時間がない人にはおすすめできません。
そして、ハローワークが近くにないお住まいでしたら交通費もかかることになります。

求人票の質が悪い(ブラックも多い？)
掲載している仕事内容と違うというケースが頻繁にあります。
転職サイトやエージェントであれば、求人を掲載する前にしっかりと調査が行われます。
ハローワークの場合企業が求人票を作成するため、企業側の都合の良い求人になっているようです。
無料で登録できるということで、色んな企業（どんな企業）が登録できるのでブラック企業も中には含まれている可能性が高いと思います。
ハローワークを利用する場合は、企業分析はしっかりやったほうがいいでしょう。

企業の情報が少ない
ハローワークの求人票では、求人内容の情報が少ないです。
転職サイト、エージェントのように企業の外観、内観、どういった職場環境なのか？などはその場で確認できませんので、自分で調べる必要があります。
職員に聞いても「企業の情報は求人票に掲載している情報しかわからない。」という返事しか返ってこないのであてにできません。
企業の情報を調べるには、企業のホームページを見る、口コミサイトを利用するなどがあります。

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ハローワークがおすすめな人

・地元、近くで働きたい人
・前職の職歴が短い、未経験の仕事に就きたい人

転職サイト、エージェントより地元の求人情報が集まりやすいのがハローワークです。地方は特にその傾向が強いです。

転職サイト、エージェントで地元に有力企業が無ければハローワークを利用してみるのもいいかもしれません。

未経験の求人も比較的多いのですが、ブラック企業が含まれていないか注意しましょう。

職業訓練をすることもできるので、受講したいものがあれば試してみてもいいでしょう。
ハローワークインターネットサービス

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転職サイトメリット・デメリット

転職サイトは、民間企業が運営する転職支援サービスです。

転職サイトを運営している企業では、採用企業側は求人を掲載するのにお金を出して掲載しています。

ハローワークと違い、採用に予算をかけてでも人材を雇いたい企業としては、転職サイトを利用して効率よく採用活動を進めることができます。

メリット

転職活動をすぐに始められる
転職サイトはインターネット環境さえあればすぐにでも転職活動を始められます。
スマホ1台でいつでも、どこでも求人に応募できるので後は企業とのマッチアップ次第で転職できます。

手軽に求人を探せる
スマホアプリに対応している企業も多く、プラウザよりアプリのほうが操作性、利便性も優れています。
何よりアプリの方が手軽に求人を探せるので、求人を探すのもそこまで苦になりません。

掲載料がかかるので企業側も積極的に採用
転職サイトの掲載料プランの相場はプランにもよりますが、1ヶ月最低20万円前後です。
企業側は掲載期間中に一人も採用できなかった場合は、転職希望者の対応時間と20万円の費用を出費することとなります。
採用に予算をかけるといっても限りがあるので、なるべく早いうちに採用を決めたいのです。
転職サイトからの応募なら割とすぐに転職が決まることもあります。

自分のペースで転職活動ができる
転職サイトなら自分のペースで転職活動を進められます。
求人紹介がメインサービスなので、誰からもサポートがつかない反面、自分のペースで行えるので急かされることもありません。

デメリット

自分1人で転職活動を行うことに
転職活動を1人で行うということは、応募書類を書いて送り、面接対策、給与交渉など・・・全て自分で転職活動を進めることになります。
転職エージェントを利用していれば、無料で転職活動の全てをサポートしていただけます。
選考に通りやすい履歴書・職務経歴書の書き方、面接によく出てくる質問の回答、自分に変わって給与交渉の代わりをしてくれたりしてくれます。
転職エージェントならプロのサポートを無料で受けられるので、効率よく転職活動を進めることができるのです。

自分の可能性に気づけない
転職エージェントやハローワークなどのアドバイザーがいたら自分では思いもしないような、キャリア、職種を提示されて自分の新たな道が開けるかもしれません。
転職サイトだけだとアドバイスを受けられないので、自分の可能性に気づかず転職活動を進めることになってしまいます。

企業の内情を自分からしか取りにいけない
転職サイトからだと、ハローワークと同様インターネット上の情報しか集まりません。
企業の内情はホームページ、口コミサイトでしか情報収集ができないので、入社後にギャップを感じることがないように注意しなければいけません。

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転職サイトがおすすめな人

・転職をすぐにでも始めたい人
・自分のペースで転職活動がしたい人

誰かを経由して転職活動を進めなくていいので、自分の判断、決定でどんどん先に進めることができます。

転職をいち早くすぐにでも始めたい人は、転職サイトを覗くだけでも求人の情報が見られるので、どんな求人があるのか情報収集してみましょう。

自分のペースでできるので、「人に束縛される」「あれこれ言われるのが嫌」という人は自力で転職活動をしてもいいかもしれません。

転職サイトは全部自分でできるのが、メリットでもデメリットでもあることを覚えておきましょう。

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転職エージェントメリット・デメリット

メリット

非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントが取り扱っている求人は、8割以上が非公開求人です。
企業の公式ページ、転職サイトに掲載されていないものが非公開求人です。
非公開求人は企業側が応募者を厳選したいという考えから非公開にしているので、人気企業で労働条件が良い求人だったり、世に出ていない新規プロジェクトの立ち上げでの人材募集など求人を表に出せば応募が殺到するような求人もあります。
非公開にする理由は様々ですが、転職エージェントを利用すると優良企業や人気企業に入社できる可能性が高まります。

企業の内情をアドバイザーが教えてくれる
ハローワーク、転職サイトでは知る方法はインターネット上でしかありませんでしたが、転職エージェントのキャリアアドバイザーから企業の内情を知ることができます。
キャリアアドバイザーは企業側の採用担当者と直接やりとりしているため、企業の内情をよく知っています。
企業の内情の深いところ（給与、残業、人間関係、職場の雰囲気）を、自分では調べるのが困難なところを知ることができるので大きなメリットです。
キャリアアドバイザーにリアルな内情を聞くことは、企業の内情を知るのに最短にして最速で真っ直ぐな方法になります。

転職活動におけるサポートサービスが充実
自分1人では「職務経歴書の書き方がわからない。」「入社前の給与交渉どうしたらいいかわからない。」というような転職活動での様々なお悩みを無料でプロのキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
転職エージェントでは専任の担当者から、以下のサポートが無料で受けられます。
・キャリア面談
・希望にマッチする企業の紹介
・書類や面接のアドバイス
・面接日程の調整
・入社前の給与交渉
・退職交渉のサポート
・入社準備のサポート
紹介する企業の内部事情を知っているので、選考に通りやすいアピールしたら良い部分を教えてくれるので効率よく転職活動をすることが可能です。

企業の人事に推薦してくれる
転職サイトでは書類選考の経歴、スキルで落とされるようなところを転職エージェントでは、個人の人柄も含めて選考してくれるので書類選考が通りやすいです。
企業側との面接後には、担当者とキャリアアドバイザーとで連絡を取りあうので、面接で伝えきれなかったアピールポイントをフォローしてもらえます。
さらに、面接後に企業からキャリアアドバイザー経由でフィードバックをいただけるのです。フィードバックから次の面接に活かすことが出来ます。

デメリット

自分のペースで転職活動を進められないことがある
面接予約、日程調整をキャリアアドバイザーがしてくれますが自分のペースで進めなくなるかもしれません。
転職エージェントは「成功報酬型のビジネス」なので早いうちに転職をしてもらい「成功報酬」を受け取りたいと考えているからです。
電話やメールのやりとりもありますので、自分のペースで転職活動をしたい人には向きません。

相性が合わない人もいる
キャリアアドバイザーで合わない人もいます。
「紹介される求人が希望と違う「同じような求人ばかりくる」など担当者が得意な分野の求人に集中するケースがあります。
自分に「合わないな」と感じたら、担当の変更も視野に入れましょう。
転職エージェントも得意・不得意な業界があるので、自分に合った転職エージェントを見つけましょう。

自分の軸を持っていないと舐められる
最初にキャリア面談をするんですが、その際にある程度は転職の軸を持っていないと担当者に舐められてしまいます。
「自分は〇〇の仕事がしたい」「希望条件優先順位として1番〇〇を重視する」「転職期間は〇〇ヶ月以内と考えています」など方向性と具体的に何をどうしたいか伝えると転職エージェント側も計画的に転職活動を進められるので、連携が取りやすくなるので優先してサポートしてくれるのです。
逆に面談の質問に対して曖昧で抽象的な「職種はまだ決まってないので、これから考えます」「良い求人で内定が決まれば転職したい」という返答だと後回しにされてしまいます。
転職時期については、担当者に正直に伝えた方がいいです。
時期が明確ではなくても「良い求人があればすぐに応募したい」「内定が出次第、退職を進めていきます」など、良い求人があれば前向きに検討することを伝えましょう。
登録しておくだけで、非公開求人なども含め閲覧が可能となるエージェントが多いので紹介されなくても自分で探すことも可能です。

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転職エージェントがおすすめな人

①現職中で時間があまりない人

仕事をしながら転職活動をするのは、かなり大変です。
求職者に合った求人の選定、面接の日程調整など転職にとって面倒で時間のかかることをサポートしてくれます。
現職中だと時間をかけられない企業の情報も集めて頂けます(特に飲食社員におすすめです)。

②キャリア相談・客観的な意見が欲しい人

経歴、スキルをプロから客観的に判断してもらえるので、自分では気づけなかった職種や業種を紹介してもらえることもあります。
自分のキャリアから可能性に気づくことができ、モチベーションが高まるでしょう。

③選考の通過率を上げたい人

応募する企業の内部事情を知っているので、選考に通りやすいことをアピールしたら良い部分を教えてくれます。
職務経歴書・履歴書の添削を受けられるので、上手なまとめ方や修正した方が良い点などを教えてもらえるところが大きなメリットです。
面接のアドバイスに、面接が終わった後の企業側へ自分たちのフォロー、選考に落ちた場合の面接のフィードバックを企業側経由でキャリアドバイザーからいただけます。

④未経験職・業界の転職を検討している人

未経験分野への転職を希望している人にとっては「自分が本当に希望の業界に転職できるのか？」「〇〇業界の勉強をしているけどこの知識は本当に役に立つ（プラスになる）のか？」「誰か専門家に気になっている職種について質問したい」など不安と、現状を知りたいと思っているはずです。
業界に精通しているキャリアアドバイザーなら、業界事情に詳しいので現状自分の状態を客観的に判断してもらえ、これからどうしたらいいか、転職できる見込みはどれくらいあるのかなど聞きたい質問に答えてもらえるので不安を取り除くことができます。

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友人から紹介（リファラル採用）メリット・デメリット

最近では友人から直接会社を紹介されて転職することを「リファラル採用」と言います。

メリット

友人から事前に内部事情を聞けるのでミスマッチが防げる
友人から会社のことを聞けるのがメリットです。
社内の雰囲気、仕事内容、労働条件など事前に聞けるのでミスマッチが防げます。

選考がスムーズに進む
通常の転職サイト、転職エージェント、ハローワークで転職活動をしていた場合とは違い選考が通りやすいです。
人事との面接はあるでしょうが、社内からの社員の紹介なので全く見ず知らずの人ではないので採用は非常に通りやすいです。
不採用されるケースも珍しくないでしょうが、選考はスムーズに進むでしょう。

入社後に知っている人がいて安心する
入社後に友人がいる安心感があります。
転職後は知らない人しかいないというのが当たり前で、「わからないことを聞けない」「聞いていい人がわからない」という状態になり悩む人が多いです。
ですが、友人なら気軽に聞けるので安心します。
また、社内の人間関係の構築も友人を起点に交流が深まりやすいです。

転職活動の手間、時間、お金がかからない
転職活動に費やす労力、時間、お金をほとんど使わずに転職が決まります。
応募する企業が1社で済むということになるので、通常よりもコストが少なくてすみます。
人にもよりますが、何十社と企業選考を行うことと比べれば転職する企業がすぐに決まるのです。

デメリット

友人からの情報を鵜呑みにしてしまいミスマッチが起きる
紹介してもらう企業の内部情報を事前に聞くことができますが、情報を鵜呑みにするとミスマッチが起きる可能性があります。
友人からの情報が断片的で、「自分が聞きたいこと」「気になっていること」「自分の場合はどうなのか」を確認できないとミスマッチが起きるのです。
友人の情報はフランクに聞ける反面、具体的な内容、詳細が出てこないかもしれません。
事前の情報は参考にしつつ、業務内容や職場に関する懸念点は、紹介される会社に自分から確認する必要があります。

他社を知らぬまま転職活動を終える
転職活動は自分の市場価値の理解、自分の視野を広げる、可能性を広げる場でもあります。
紹介されている会社に内定をもらえれば転職活動をほとんどしなくて済みます。
ですが、転職サイトの求人情報、エージェントの話を聞いておけば「選択肢を増やす」ことが可能です。
後で「普通に転職活動しておけばよかった・・・」と後悔しないように紹介される企業に入社するかは慎重に決めましょう。

選考辞退、退職しずらい
選考中に辞退、入社後に退職がしづらいデメリットがあります。
ミスマッチが分かっても友人の紹介なので中々断りづらいという心情になってしまうものです。
自分だけでなく、社内の友人の評判・評価も下げてしまうことも考えられるので紹介を受けるかは慎重に行う方がいいでしょう。

友人との関係性が崩れる
仕事の同僚になると友人との関係性が崩れる可能性があります。
社内で友人の方が先輩になるので勤務歴が長くなれば、上司になる可能性も十分ありえます。
立場、利害関係が変われば交友関係が変わることもあることを考えておきましょう。

リファラル採用は自分から主体的にできない
メリットも大きいリファラル採用ですが、自分から主体的に行える転職活動とは言えないです。
基本的に受け身なので友人から誘われることが前提です。
友人に転職について相談していたら巡り巡ってお誘いがあるかもしれませんが・・・。
自分から転職先として友人の会社を紹介してほしいという話をすれば、ミスマッチが起きた時にさらに辞退しづらいでしょう。

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友人から紹介（リファラル採用）がおすすめな人

・友人が信用できる人
・紹介された会社に自分のやりたいことがある人

まず、紹介してくれた友人が自分と深い仲で信用できる人物なのかが重要です。

勤めている会社が本当にいい会社だと思って勧めてくれている、自分の価値を認めてくれて誘ってくれていることが前提です。

逆に交友関係が浅い、顔見知りからの紹介だとしたら何か裏があるかもしれませんので注意が必要で、あまりおすすめできません。

恐らく紹介者の利益に繋がるような誘いなのでミスマッチする可能性が高いでしょう。こういう場合は紹介に乗らないように注意してください。

前提条件として信用できる友人からの紹介で、自分のやりたいことができて、懸念点も解消されているならおすすめです。

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転職方法に迷ったら転職エージェントがおすすめ(飲食社員はこれ1択かも)

転職方法に迷いがある人は転職するのが初めて、もしくは転職に不慣れな人が多いと思います。

そんな人には転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントを利用することで、以下のサポートが無料で受けられます。

・キャリア面談
・希望にマッチする企業の紹介
・書類や面接のアドバイス
・面接日程の調整
・入社前の給与交渉
・退職交渉のサポート
・入社準備のサポート

以上のようなサポートサービスからキャリアアドバイザーから転職の進め方、基本を教えてもらえるので転職活動での対策が初めての人でも十分にできます。

なにより、時間の無い飲食社員に必要なサービスが揃っています。

転職エージェントでは求職者に合った求人の選定、面接の日程調整など転職にとって面倒で時間のかかることをサポートしてくれます。

現職中だと時間をかけられない企業の情報も集めて頂けます。

転職エージェントのメリットでもご紹介しましたが、非公開求人を紹介してもらえるのですが求人数が転職サイトよりも多いので、転職エージェントの方がより多くの求人票を見ることができ、求人の質が高い可能性が高いです。

転職エージェントを使わない手はないので、数ある転職エージェントの特徴、得意な分野を理解して使い分けましょう。

飲食から他業界に転職するエージェントを選ぶなら、以下の記事で詳しく解説しますのでぜひご覧ください。
》飲食から転職におすすめの転職エージェント・サイト14選｜比較ランキング

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まとめ：飲食からの転職メリット・デメリット！

今回は、飲食からの転職メリット・デメリットと転職方法について解説しました。

転職のメリットとデメリットを踏まえたうえで計画的に転職をしましょう。

転職方法については、飲食社員が転職するなら時間が節約できる転職エージェント主体で転職活動を行うのがいいでしょう。

自分に必要だと思ったタイミングで転職サービスを利用して、理想の職場を見つけましょう。

■この記事で紹介した関連サイト

「平成30年_就労条件総合調査」の「平均退職給付額」

ハローワークインターネットサービス

飲食業界からの転職、どう進めるか悩んでいる人必見

飲食業界から転職を考えているあなた。

その一方で、やりたいことが見つからないと悩んでいませんか？

自己分析方法と見つけ方のポイントを詳しく解説した記事をご覧ください。
》やりたいことが見つからない？転職時の自己分析方法と見つけ方のポイント

飲食業界からの転職準備：成功への5つのステップ

さらに詳しく転職活動の準備方法を知りたい方は、こちらの記事「飲食業転職活動、準備のコツを厳選！あなたの成功を保証する5つのステップ」もご覧ください。

転職への道を見つける

飲食業界で働くことに疑問を感じているなら、この記事が参考になるかもしれません。
》飲食業界で仕事を辞めたい！その理由と対策を詳しく解説

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！