飲食業界の実情

【経験談付き今だけ公開】飲食業は地獄!地獄の状態を抜け出す方法

2d714a6a940f375937117a3262ebfbd9

こんにちは、ユーケン(@yuukeninbla)です。
このブログでは、飲食業のリアルな体験談と他業種転職ノウハウを解説しています。

毎日の業務が本当にきつい。
なんでこんなにしんどいの?自分の職場だけ?
社員はどこも同じようにきついのでしょうか?

以上のような飲食業務で社員の働き方についての質問にお答えします。

私の実体験

私は大手ホテルの調理、街中の洋食屋・カフェ・イタリアン・焼肉屋など、飲食業界を7年以上働いてきました。
27歳で飲食業界から物流業界へ転職。
転職エージェントを2つ併用して、50社以上応募して面接まで行けたのは2社。
転職エージェントを利用したことで、
・2社とも内定獲得まで進むことができました。
年収を70万円上げることができました。
これには、転職エージェントの方が間に入っての交渉があったから実現できました。
入社のタイミングもこちらの希望通りになったので、交渉はプロに任せると安心です。
現在は、残業0の定時退社で年間休日140日。ワークライフバランスが充実してます。
もし、私が飲食店からどういった経緯で別の職業に就いたのかが気になった方は、こちらのプロフィールをご覧ください。

\無料カウンセリングに申し込んでみる/

dodaの詳細を見てみる

飲食の社員は地獄だと言われていますが、その理由が分かります。

\ 項目へ一気にジャンプ/

地獄を感じながら続けるとどうなる?

今回は飲食業界で働くことのリアルな経験と他業種への転職ノウハウについてです。

飲食業界は地獄だとよく言いますよね。本当にそんなに大変なのでしょうか?
質問者
質問者
ユーケン
ユーケン

私は過去にホテルやレストランで働いていましたが、長時間労働や低賃金、将来に対する不安など、厳しい状況が多いのは事実です。

それでも続けて働いていく理由は何なんですか?
質問者
質問者
ユーケン
ユーケン

それぞれの人にとって、お客様の満足な顔を見る喜びや、料理を通じて人々に幸せを届けることが大切だからだと思います。
ただ、自分の健康や生活を犠牲にしてまで働くべきではないという考え方も大切です。

そうは言っても、なかなか辞める勇気が出ないという人も多いのでは?
質問者
質問者

そのとおりです。
ですので、私の経験をもとに具体的な手段や注意点を知ることで、転職を考えている人の一助となれればと思います。

それは期待できそうですね。どんな内容なのか楽しみです。
質問者
質問者


飲食業界で働く地獄のような恐ろしい話5選

当時飲食で働いていた時に、社員が地獄だと感じたところが5つあります。

通常業務
給与の低さ
将来性
人員管理
飲食業ならどこに転職しても一緒

以下で詳しく解説します。


通常業務が地獄

飲食で働いていた経験からまず、一般の企業に比べて

長時間労働
休日が少ない
体力的に辛い
業務の多さ

があります。


長時間労働

一般の企業は月の残業時間40時間を超えることはないでしょうが、飲食では80時間以上超えるところがほとんどです。

残業80時間以上(月の勤務日数20日として1日の残業時間4時間以上)は、厚生労働省が定めている過労死ラインであり、飲食社員はそれを超えてしまう危険な状態で働いている人は少なくありません。

1日の勤務時間12〜16時間の長時間労働が業界では普通の状態なので、改善されることは難しいでしょう。

1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。

厚生労働省

国の定めている労働は1日8時間です。

飲食は36協定により対象外になっているところが多いですが、36協定の基準さえも超えて働かせている会社も多いです。

36協定で定める時間外労働及び休日労働

  • 2019年4月から、時間外労働に罰則付きの上限が設けられます。
    これは「36協定」(労働基準法第36条に基づく労使協定)により定められます。
  • 36協定では、「時間外労働を行う業務の種類」や「1日、1か月、1年当たりの時間外労働の上限」などを決めなければなりません。
  • 使用者は、36協定の範囲内であっても労働者に対する安全配慮義務を負います。
    また、労働時間が長くなるほど過労死との関連性が強まることに留意する必要があります。
  • 時間外労働の上限(「限度時間」)は、月45時間・年360時間となり、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
  • 時間外労働:休日労働を行う業務の区分を細分化し、業務の範囲を明確にすることが求められています。
    休日労働は必要最小限にとどめることが推奨されています。
  • 限度時間を超えて労働させる労働者の健康・福祉を確保するための措置を協定することが望ましいとされています。

※出典:
36協定で定める時間外労働及び休日労働
について留意すべき事項に関する指針

飲食業界が36協定を利用する理由は、長時間労働を避けるためです。

飲食店は他業種に比べてどうしても長時間労働になりがちなので、企業は従業員と36時間協定を結ぶことができます。

36協定の基準さえも超えて働かせている会社は、ブラック企業です。

こういったブラック企業に対抗するために、未払い残業代を請求する証拠を集めておくのも手です。

未払い残業代を請求する証拠を残して置けば、過去2年3年までなら請求できます。

飲食業における残業代請求の証拠の集め方

  1. 立証責任は請求者側にある:
    残業代を請求する際、その証拠を提供する責任は請求者、つまり労働者側にあります。
    したがって、証拠収集は非常に重要なプロセスとなります。
  2. 業界、職種ごとの証拠を集めるべき:
    飲食業においては、特定の証拠が特に有力となる可能性があります。
    例えば、シフト表やログイン・ログアウトの時間記録などが挙げられます。
  3. 証拠が足りない場合には、弁護士にすぐに相談するべき:
    証拠が不足している場合や、どのような証拠を集めるべきか分からない場合は、専門家の助けを借りることが推奨されています。

具体的な証拠としては以下のものが考えられます。

  • 労働条件、時間外労働の合意を立証する証拠(雇用契約書や就業規則など)
  • 実際の労働時間(始業・終業時刻)が分かる証拠(タイムカードや日報など)
  • 残業時間中の業務内容が分かる証拠(残業の指示が分かるメールやメモ書き、承認する書面など)

これらの証拠を集める際には、極秘に行い、過去2年分を目指すことが基本方針とされています。
また、証拠のねつ造は絶対に避けるべきで、真実の証拠で残業代を勝ち取ることが強調されています。

※出典:未払い残業代請求のための証拠の集め方

ユーケン
ユーケン

私が過去に働いていた大手5つ星ホテルの料理長から、就業中にタイムカードを定時の時間に切らされていました。

もし早めにタイムカードを切らされて働かされているような状況なら、タイムカードを切らされるタイミングで録音、録画するのも手です。
相手に無断で録音、録画するのは、こういった場合は違法になりません

未払い残業を請求するのは、会社と裁判する可能性もあります。

本来払うべき残業代を払わないブラック会社に遠慮する必要はないですが、未払い残業を支払ってもらうには相応の準備と辞める覚悟が必要です。


休日が少ない

飲食は土曜、日曜、祝日が営業している店が多く休みがとれるのは平日が多いです。

社員なら最初に予定していたシフトが休みであっても当日人員が足りない状態なら、出勤することになることが多いです。

休日出勤にあたりますが、休日手当が出るところはほとんどないでしょう。

予定の休みが無くなっていいき、休日に予定を組むことを諦める人もいます。

こんな状態だとプライベートが充実することなく、どんどん仕事中心の生活になっていき仕事に依存します。

平均年間休日数が多い業界ランキング
厚生労働省の令和4年労働条件総合調査によると、年間平均休日数は107.0日となっています。

業種年間休日数
情報通信業 118.8
学術研究・専門・技術サービス業118.8
金融業・保険業 118.4
電気・ガス・熱供給・水道業  116.8
教育・学習支援業 112.7
製造業  111.4
複合サービス事業 110.4
不動産業・物品賃貸業109.6
医療・福祉109.4
サービス業(他に分類されないもの) 109
卸売業・小売業105.7
生活関連サービス業・娯楽業104.6
建設業 104
鉱業・採石業・砂利採取業103.8
運輸業・郵便業 100.3
宿泊業・飲食サービス業97.1
※出典:厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」
※令和4年版には記載なし

飲食業はダントツ最下位で、年間休日を100日を切って97.1日です。

ユーケン
ユーケン

私がフレンチレストランで働いてた時は、8:00~22:00まで働いて帰宅後すぐに就寝。
起きてシャワー浴びて会社に行くを週1休みでこなしてました。
休日は出かける気になれず、昼まで寝て、家で過ごすという感じでしたね。

長時間労働に加えて休みもあって無いようなものなので、心身ともに疲弊していくことになり休日も中々疲れが取れませんでした。


体力的に辛い

1日14時間労働で休みも少ないのに加えて、立ち仕事で動き回るのが飲食の仕事です。

何より飲食業はたくさんの料理を提供して売上げを出しています。

食材を使って営業時間前に調理の仕込みをする作業など力仕事が多いです。

さらに飲食業は薄利多売のビジネスでなので、スタッフの人員をギリギリで回しているお店も多くマンパワーに頼りきっています。

そうなると業務の負担が増えていくので、必然的に1人当たりの業務量が増えていきます。

また、休憩をとらず朝から晩まで働く文化がある業界(正に絵に描いたようなブラック労働業界)です。

ユーケン
ユーケン

ご飯も食べずに日中ずっと働いていたので、今考えると思考停止状態でこの状態を受け入れていました。

休憩をとらないと集中力が切れ、仕事の効率、生産性が落ち、思考がまともにできなくなります。

この状態は危険です。

なぜなら、一種の洗脳状態に陥りやすくなるためです。

自身の健康、精神状態を良好に保つために必ず休憩をとりましょう。


業務の多さ

社員はとにかくやることが多い

社員1人あたりが抱えている責任の重圧さ、業務量の多さが原因で地獄と化します。

現場業務以外にやることがたくさんあります。

飲食社員がやることリスト

  1. メニュー作成と改訂:季節による食材の変化や顧客の嗜好に対応するための新メニューの開発や既存メニューの改良。
  2. 食材の仕入れ:信頼できる仕入れ先からの食材の選定と購入。在庫管理も含む。
  3. 料理の調理:メニューに応じた料理の調理。衛生的な条件下での作業が必要。
  4. サービスの提供:顧客に対するフレンドリーかつプロフェッショナルなサービスの提供。注文の受け付け、料理の提供、質問への回答など。
  5. 店舗の清掃:食材の衛生状態を保つための厨房の清掃、ダイニングエリアの清掃、トイレの清掃など。
  6. スタッフのスケジューリング:スタッフの勤務スケジュールの作成と管理。
  7. スタッフのトレーニング:新規スタッフのトレーニング、既存スタッフのスキルアップトレーニング。
  8. ヘルス&セーフティ規定の遵守:衛生状態の維持、食品安全法規の遵守。
  9. 金銭管理:日々の売上の計上、レジの管理、経費の管理。
  10. 顧客のフィードバックの収集と分析:顧客の意見や感想を収集し、サービス改善のために分析。
  11. マーケティング活動:プロモーションや特別イベントの企画と実施。
  12. 予約管理:電話やオンラインでの予約の受け付けと管理。
  13. 修理とメンテナンス:設備の故障や必要な修理の管理。
  14. 飲食業界のトレンド把握:新しい食材、料理法、技術、市場トレンドなどについての研究。
  15. スタッフのパフォーマンス評価:スタッフのパフォーマンスの定期的な評価とフィードバック。
  16. 衛生許可証とライセンスの更新:必要な許可証やライセンスの有効期限のチェックと更新。
  17. メニューのコスト計算:食材コスト、労働コストなどからメニューの価格を設定。
  18. コミュニティとの関係構築:地元コミュニティと良好な関係を築くためのイベントの企画や地元の活動への参加。
  19. 給料計算と支払い:スタッフの給与の計算と支払い。
  20. ワインやビールリストの管理:リストの更新、酒類の在庫管理。
  21. デザートと飲み物の調整:メニューに合ったデザートや飲み物の提供。
  22. デリバリーとテイクアウトサービスの管理:オンライン注文の受付とデリバリーの管理。
  23. 食器と調理器具の管理:食器や調理器具の在庫管理と購入。
  24. ウェイトスタッフとキッチンスタッフのコミュニケーション:スムーズな業務運営のためのコミュニケーションの確保。
  25. 健康と安全のためのトレーニング:スタッフが食材の取り扱いや清掃などにおいて衛生的な方法を適用するようにする。
  26. 見積もりと予算の作成:業務運営に必要な費用の見積もりと予算作成。

お察しの通り、社員1人にかかる負担がかなり大きいです。

やることが山ほどある中、会社側は無茶振りなことだと分かっていながら「売上を上げろ」「経費削減しろ」と無理難題を押しつけてきます。

ユーケン
ユーケン

「〇〇くんの成長のためだ」「どうにか試行錯誤して目標を達成するのが社員の仕事だ」とかなんとか言われて、鵜呑みにして空回りすることも多々ありました。

IT、SNSの発達によって飲食業のヤバさが明るみになって、就職する人も減り社員1人1人の負担が今も増加中です。

新しい人が来なければ、その分今の社員に負担がかかり、新しい人が来ても辞める社員が出てきての繰り返しで、年がら年中このループが続きます。

昇進して現場から抜け出せば話は変わってきますが、現場から這い上がれるのは一部の人間だけでかなり狭き門です。


給与が低すぎて地獄

飲食は長時間労働、休日が少ないのにも関わらず他の業種と比べて給与が低いです。

給与が低いのを覚悟して入社する人も多いと思いますが、働きに見合わない低賃金です。

業界自体の給与ベースが低いので仕方がありません。

出典:duda

時給に換算したら、アルバイトより低いなんてことも。

ユーケン
ユーケン

私が新卒で入社した大手4つ星ホテルで勤務していた時は、手取り13万円で月間勤務日数が22日間、1日の労働時間が12〜16時間という状態でした。
22日×12時間=264時間
130,000円÷264時間=時給492円

ベース給与が低いので長年続けても、昇進しても思ったより給与が上がらず、結婚、子供ができると生活資金が足りなくなり他業種に転職する人が出てきます。

ですが、

飲食業は「誰にでもできる仕事」とも言われている職業なので他業種への転職が難しい職業です。

年齢が上がれば上がるほど、他業種転職への道は遠のきます。

気がつけば飲食でしか働くことしかでできないとなる前に、早めに転職活動するのがおすすめです。


将来性が無くて地獄

飲食では独立を夢見て低賃金でも技術を身につけるために入社する人が多いです。

しかし、自分の店を出すためのお金が貯まりません。

借金して店を出すような危ない真似をする人は少ないので、飲食を続けながらお金を貯めて自分の店を持つことは非常に難しいです。

もし、お金を貯めて店を出せたとしても飲食業が好きじゃないと自分の店に潰されます。

自分の店を持つと今度は自分が嫌だったことも人にやらせるわけです。

飲食業が好きでなければ、自分の良心、信念を捨てて魂を売ってお金を得ることになります。

実際に飲食業の経営者、関係者は社員を人と思わず捨て駒として、利益のための道具としてしか見てない人を何人も見てきました。
独立する夢を持っている人は、飲食業が本当に好きでないとやらない方がいいと思います。

業界がかなり不安定なので店が潰れて、借金ができても全部自己責任です。

日本政策金融公庫が2020年に発表した『新規開業パネル調査』によると、最も潰れる割合が高いのは飲食店、宿泊業で14.7%でした。

「飲食店は最も潰れる割合が高い」ということがデータでも明らかになっております。
引用:新規開業パネル調査」 - 日本政策金融公庫

薄利多売なビジネス、業界が不安定、独立しても大幅に収入を上昇させることは難しいでしょう。

出世しても、独立しても収入アップが難しいのが飲食です。


人員管理が地獄

飲食は現場のほとんどをアルバイトが業務しないと、成り立たないビジネスモデルになっており社員数は全体の1割ほどです。

実際大型チェーン店などでは、店長以外全員アルバイトという現場も珍しくありません。

「アルバイトが多い現場だと大変なの?」と思うかもしれませんが、大変です^^;

通常業務に加え、

店長(社員)がやること

  1. シフト管理
  2. 急な休みのカバー(休日出勤)
  3. タスク割り当て
  4. 労働時間管理
  5. スタッフ間のコミュニケーション促進
  6. スキルレベルに応じた配置
  7. 労働条件(給与、休日、福利厚生など)の管理
  8. 職場の安全と清潔さの維持
  9. 教育・トレーニング
  10. アルバイトのパフォーマンス評価
  11. 不適切な行動やトラブルの対処
  12. 労働法規遵守
  13. コンフリクト解決(仲裁)
  14. スタッフ間のチームワークと連携の強化
  15. フィードバックや提案の収集
  16. 異動、退職、採用などの人事業務
  17. 事業の目標達成のためのスタッフのモチベーション向上策
  18. 社内イベントの計画と実施
  19. 災害時の対応計画策定
ユーケン
ユーケン

アルバイトの管理、人の管理をなんの教育も無しで任せるところがほとんどなので、人間関係で悩んで精神を病んでしまう人もいます。
他の業界、職種に比べて長時間労働、休日が少ないというハードさに加えて精神的負担が大きいです。

アルバイトは定期的に入れ替わるので、仕事を覚えたころには退職。

こうして飲食社員の地獄は続いていくのです。


飲食社員の業務はどこも地獄?

社員だから地獄のような状態だというのは間違いないでしょう。

アルバイトだったら自分の業務を時間内まできっちりやればいいので、そこまで責任を負うことはありません。

アルバイトと社員の違い

  1. 長時間労働
    飲食業界の社員は、オープンからクローズまで働くことが多いです。
    これは非常に長い時間になることがあります。
  2. 人員管理
    アルバイトスタッフのスケジュール管理や教育など、人事に関連するタスクを担当することがあります。
    これは時間とエネルギーを必要とします。
  3. 運営責任
    店舗の日々の運営に関する責任があります。
    これには在庫管理、品質管理、財務管理などが含まれます。
  4. 休日の少なさ
    より多くの責任があるため、休日を取る機会が少なります。
  5. ストレス
    顧客のクレーム対応、売り上げ目標達成のプレッシャー、スタッフ間のトラブルなど、社員は多くのストレスを抱えます。
  6. 身体的負担
    長時間立って働くことや、重いものを運ぶことなど、身体的な負担が大きいです。
  7. ワークライフバランス
    飲食業界の社員として働くと、プライベートの時間が減少し、ワークライフバランスを保つのが難しくなります。
  8. 経営状況の影響
    経営者として、または店舗の責任者として、経営状況の良し悪しが直接自分の仕事や生活に影響を与えます。

社員というポジションが理由で任される責任、業務量が跳ね上がります。

これは、飲食業界ではどこも同じです。

理由としては、

1.人件費を節約できる
2.社員という安定、社会的地位欲しさに社員になりたい人がいる
3.日本の雇用形態を考えると一度入社した会社を辞めることはリスクが高い
4.中々辞めれないことを見越して負担を社員に集中させる

日本の雇用形態を逆手にとって若手無知な人を食い物にしている、そんなやり方だと個人的に思っています。

しかし、この流れはこの先も続いていきます。

なぜならこのやり方で、利益がトントンな薄利多売なビジネスです。

ユーケン
ユーケン

根本的なシステムが変わらないかぎりは、社員の地獄状態は続くでしょう。


地獄を感じながら飲食社員で働き続けたらどうなる?

地獄のような業務環境で働き続けると何が起こるでしょう?

放っておけば、取り返しのつかない危険な状態になっているかもしれません。

そうなる前に、この後の記事を読んで予防しましょう。


身体が限界を感じている状態で働き続ける

身体の限界を無視して働き続ければ、当然身体の不調が出てきます。

・抜け毛が増える
・蕁麻疹が出る
・体重が減る(もしくは過食により増加)
・常に倦怠感を感じる
・顔色が悪くなる
眠りたくても眠れなくなる
突然涙が出てくる

長時間労働で働き続けていると、どれか一つは当てはまると思います。

その中でも、精神的病が最も危険です。

精神的病(うつ病)の兆候が出ているなら、すぐに休職手続きをしてください。

うつ病になると、以前のように働けなくなり間違いなく次の仕事に影響が出ます。

「身体を壊したら人生終わりです。」

それでは、具体的にどうすればストレスや過労から身を守ることができるのでしょうか。

その答えは転職しかありません。

\ 項目へ一気にジャンプ/

身体を壊さないために、転職の理由はこちら

飲食から未経験転職を考えている人へ、疲れる労働環境から抜け出せる、厳選したおすすめ転職エージェントはこちらです。
》飲食から転職におすすめの転職エージェント・サイト15選|比較ランキング

飲食業から異業種におすすめの転職エージェント・サイト14選|比較ランキング

飲食業界からの転職を考えているあなたへ。厳選した転職エージェント・サイトTOP8をランキング形式で比較!。適切なエージェントの選び方から、利用者のリアルな口コミまで、転職の全てを解説。飲食からのステップアップを真剣に考えるなら必読です。

転職活動をする暇も無いようでしたら、休業するという手もあります。

ずっと働いていて、本当に疲れ果ててしまいました。転職活動をする時間もないくらい忙しいんです。どうすればいいですか?

質問者
質問者

それは大変な状況ですね。身体と心が限界を感じているようであれば、休業を考えるという選択肢もあります。

休業、って具体的にはどういうことですか?
質問者
質問者

休業、または休職とは、従業員が自分自身の事情で一時的に、しかし長期的に仕事を休むことを指します。病気や怪我、留学、公職への就任など、その理由は様々です。

それは良い選択肢かもしれません。休職をするためには何をすればいいのですか?
質問者
質問者

休職をする際には、以下の手順を踏みましょう。

休職する際の手順

  1. 医師の診断:
    まず、医師の診断を受けることが必要です。これは、あなたが休職を必要とする状態であることを証明するためです。また、職場に復帰する際も、どの程度の勤務が可能かについて医師の診断が必要となります。

  2. 会社との相談:
    次に、会社と相談を行います。休職の条件や期間については法律による決まりはなく、会社ごとに就業規則に定められています。そのため、具体的な休職の手続きは会社の就業規則や人事部門に確認することが必要です。

  3. 休職手当(傷病手当金)の申請:
    休職中は原則として給与や賞与は支払われません。
    しかし、病気やケガの場合、本人には何の落ち度もないため、収入が断たれると生活に困ってしまうでしょう。
    そこで公的な制度で手当金を受けられる場合があります。
    業務外での傷病で療養する際には、条件を満たせば加入している健康保険からの「傷病手当金」が受給できます。
    傷病手当金を受け取るための条件は、「社会保険に加入している」「怪我や病気で働けない」「連続して4日以上仕事を休んでいる」「休職中に会社から給料が支払われていない」の4つです。

  4. 休職期間の終了:
    休職期間が終了したら、再び医師の診断を受け、職場に復帰するための適性を確認します。その後、会社と相談し、復職の手続きを進めます。

出典:休職とは? 休職理由、手当受給の条件、手当金期間、申請方法、計算方法について

休職は、身体や精神の健康を回復させるための重要な手段です。

しかし、休職中は給与が減少するため、経済的な影響を考慮することも重要です。

「傷病手当金」を申請するまでは有給は使えるので、使ってない有給を当てるのが良いです。

また、休職後の復職についても、自身の体調と相談しながら、適切なタイミングを見極めることが大切です。

以上のような手続きを踏むことで、休職を適切に行い、自身の健康を守ることができます。

身体の限界を感じたら、無理をせず、休職を考えることも大切です。


プライベートの時間が無い状態で働き続ける

長時間労働で働き続け、プライベートの時間も犠牲にすると色々なものが失います。

友人
家族の時間
・睡眠時間
・思考力(考える力)
お金・健康
・自分の時間

プライベートの時間を削って仕事をしていると、孤独になっていきます。

睡眠時間を削るようになり、思考力が低下していき正常な判断ができなくなっていきます。

友人、家族との時間も取らなくなり「仕事だけが俺の生きがい」と言う状態になります。

また、飲食は「みなし残業で未払い残業」のところばかりです。

みなし残業とは、一定の残業時間を見越してその分の残業代を固定給に含める制度です。

この制度があると、定められた時間内の残業に対して企業は追加の残業代を支払う必要がなくなります。

ただし、その一定時間を超えて働いた場合は、その分の残業代を別途支払う必要があります。

みなし残業にも上限がありますが、未払い残業を支払ってもらうには相応の準備と辞める覚悟が必要になります。

また、飲食社員は遊ぶ時間がないので気晴らしにパチンコする人、喫煙者が多いです。

肉体的、精神的に疲弊しきっており「勝てない」「身体に悪い」と分かっていても気軽に短時間で得られる快感にハマってしまいます。

ユーケン
ユーケン

大手ホテル〜個人レストランまで、喫煙率とパチンコ率が高かったです。

働けば働くほど浪費が増えていき、貯金がたまりません。

このようにどんどん泥沼にハマっていきます。


地獄の飲食社員を抜け出す方法は?

結論から先にお伝えする、抜け出す方法は転職しかありません。

業界全部がブラック体質なので、他業界の転職をおすすめします。

ユーケン
ユーケン

今辛くて耐え難い状況なのでしたら、飲食で働く場所を変えても同じような状況が続くだけです。
また、すぐに転職することになり自分のキャリア価値がどんどん下がることになるので、飲食業に未練があっても他業界に転職した方がいいです。

私は最初の新卒で入社したホテルを半年ほどで辞めて、次の洋食屋も1年ほどで辞めています。

理由としては、同じような辛い状況に耐えられず辞めています。

何の目的もなく、再就職を行うと私のように職歴が多くなり転職活動に支障が出てしまいます。

それでも、「お金がないから辞められない」と思っているのであれば、少し待ってください。

お金が無くても仕事を辞める方法があります。

私の他の記事「お金が無い状況でも仕事を辞めたい!無理なく辞めるための8つの方法」では、8つのお金がなくても無理なく退職するための具体的な方法を紹介しています。

9bce85c533f8329f0caf312f2096bbd8
お金がないけど仕事を辞めたい!8つのステップで安心転職への完全ガイド

2023/12/10    , ,

お金が無くても仕事を辞める方法!8つの無理なく辞めるための対策を紹介。退職のリスクを抑えつつ、安心して次のステップへ。転職経験豊富な筆者が語る、お金の心配を解消してスムーズに仕事を辞める秘訣を知りたくありませんか?


飲食社員は地獄から抜け出せる

この記事では、飲食業界で働くという"地獄"の現実について深堀りしました。

地獄のような飲食業界の日々から抜け出すには、まずは行動を起こすことが大切です。

長時間労働、低賃金、将来性の不透明さ、厳しい人間関係...これら全てを変えるためには、新しい仕事を見つける勇気が必要です。

幸いなことに、転職はそんな大きな一歩を踏み出すための確かな方法の一つです。

転職活動を成功させるためには、dodaのような転職エージェントの利用がおすすめです。

なぜなら、dodaは大手企業や優良企業の求人を豊富に揃えており、新しいチャンスを見つけるための強力なツールとなるからです。

dodaの専門スタッフが、履歴書のアドバイスから面接のコツ、さらにはキャリアカウンセリングまで、転職活動のすべてをサポートしてくれます。

飲食業の日々に疲れを感じているなら、dodaで新たなキャリアを探してみませんか?

\dodaで新たなキャリアを見つける/

  • 飲食業界の経験を活かした求人が豊富にある
  • 大手や優良企業へのアクセスが可能でキャリアアップが見込める
  • 日本最大級の求人数を誇り、新着求人が頻繁に更新されるため選択肢が多い
  • 応募書類作成に関する専門的なアドバイスが受けられる
  • 人柄や志向を伝える推薦状作成のサポートがある
  • 面接の準備からフォローまで、きめ細かなサポートが得られる
  • 非公開求人も含めた約10万件の中から自分に合った求人を紹介してもらえる
  • 必要に応じてキャリアカウンセリングも実施してくれる
  • 専門スタッフが転職活動の全プロセスをサポートしてくれる

\無料カウンセリングに申し込んでみる/

dodaの詳細を見てみる

この記事で紹介した転職関連サイト

36協定

36協定で定める時間外労働及び休日労働
について留意すべき事項に関する指針

未払い残業代請求のための証拠の集め方

厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」

年収の高い業種は?平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】

新規開業パネル調査」 - 日本政策金融公庫

休職とは? 休職理由、手当受給の条件、手当金期間、申請方法、計算方法について

転職に迷うならこの記事も!

『飲食業から未経験業界へ』そんなあなたのために、効果的な転職エージェント・サイト14選を紹介!

こちらの記事でも詳しく解説しています。

迷っている方はぜひ一度ご覧ください。
》飲食から転職におすすめの転職エージェント・サイト14選|比較ランキング

飲食業から異業種におすすめの転職エージェント・サイト14選|比較ランキング

飲食業界からの転職を考えているあなたへ。厳選した転職エージェント・サイトTOP8をランキング形式で比較!。適切なエージェントの選び方から、利用者のリアルな口コミまで、転職の全てを解説。飲食からのステップアップを真剣に考えるなら必読です。

転職を考える前に知っておくべきこと

転職の前には、転職エージェントの真偽を見極めることが重要です。

具体的な方法と転職口コミサイトのメリット・デメリットを詳しく解説した記事はこちら。
》転職会議の口コミは嘘?真実を暴く!メリット・デメリット解説

転職会議の口コミは嘘?真実を暴く!メリット・デメリット解説

2023/12/10    , ,

転職会議の口コミ、真偽の見極め方からメリット・デメリットまで徹底解説!虚偽口コミの見分け方、信頼性のある口コミの活用法を学び、転職成功へ一歩進みましょう。さらに、最強の転職口コミサイト3選もご紹介。

退職のストレスから解放される方法

飲食業の厳しさに疲れたら、次の一歩は「退職代行ガーディアン」で軽やかに。ストレスなしで退職できる方法、メリットや実際の声をこちらでチェック!
》退職代行ガーディアンの口コミと評判:メリット・デメリットと料金を徹底解説

b8e0d5c8b76e9f61aceae0939646aeb1
退職代行ガーディアンの口コミと評判:メリット・デメリットと料金を徹底解説

退職代行ガーディアンの口コミ・評判を徹底解説!メリット・デメリットや利用者の声も紹介。退職手続きがストレスフリーになるかも!退職代行サービスの活用法も要チェック。お悩みの方はぜひ読んでみてください。

この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
yabbbb e1647314363834

ユーケン

30代後半の会社員。27歳で飲食業界から物流業界へ転職しました。今は趣味になっている副業💪に没頭中。
1子子育て中👪可愛いくて甘やかしてましたが、経済的に自立させるために教育方針を変更。

転職前の苦労😥
過労
連続出勤
パワハラ・暴力
⭐️転職後の喜び⭐️
定時退社
休日140日
年収400万円
プロフィールはこちら

人気記事

1

飲食業界からの転職を考えているあなたへ。厳選した転職エージェント・サイトTOP8をランキング形式で比較!。適切なエージェントの選び方から、利用者のリアルな口コミまで、転職の全てを解説。飲食からのステップアップを真剣に考えるなら必読です。

cc7d90937a056d95741b9c7fcff45ded 2

飲食業界を辞めてよかった6つの理由【元飲食店社員が解説】仕事中心の生活から解放されるメリットを具体的に紹介。飲食業を辞めるべき人の特徴や転職成功のヒントも!7年以上の経験者が語る、飲食を辞めた後の生活に目を向けてみませんか?

4fa4797c5661bcb3634eb05d7bc5c6c5 3

20代飲食業界から未経験職へ転職成功へ導くおすすめ転職エージェント3選!無料で利用でき、2.5〜5倍の求人を見つけられます。迷っている方は口コミ比較で納得の選択を!

4

飲食業で働く皆さんのためのガイド。厳選した12の退職代行サービスを比較・紹介。独自評価と詳細な解説で、あなたに最適なサービス選びをサポートします。安心の転職を目指しましょう!

d2910ffeef85a0b684abd1c7aba89b49 5

飲食業界でのパワハラ発言一覧とその影響を徹底解説!対策も紹介します。パワハラに悩んでいる方は必見!知っておくべきポイントをチェックし、健康的で充実した働き方を目指しましょう。