こんにちは、ユーケン(@yuukeninbla)です。
このブログでは、飲食業のリアルな体験談と他業種転職ノウハウを解説しています。
自己分析で自分の強みを知りたいです。
自分のやりたいことがなんなのかよくわからないので、見つける方法を教えてください。
以上のような自己分析で自分の強みを知りたい、やりたいことを見つける方法についての質問にお答えします。
就活、転職活動どちらも自己分析は大事だと言われていまして、私も何度も行っていますが「なんかしっくりこない」「本当にこれで良いのか?」という状態で自己分析が終わってしまいます。
何度も転職をしてきてわかったことは、「できること」と「やりたいこと」は違うので本当に今やっている仕事が自分に合っているのかわからないまま選択してきました。
今回解説する自己分析のやり方は世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方を参考に書いたもので読んでいただければ、自分の「本当にやりたこと」が見つかるはずです。
中田敦彦のYouTube大学でも紹介され、30万部を突破しています。
私もこちらの書籍を入念に読み込んだ結果自分の「本当にやりたこと」が見つかりました。
\自分の本当にやりたいことを見つけたい方必見!!/
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
「本当にやりたいこと」を仕事にして、自分の本領をはっきしましょう!
自己分析とは?
就活における自己分析とは、自分の特徴や長所・短所、価値観を把握・分析することで就活での『強み』を見いだすことです。
マイナビ新卒
転職でも同様に自分の軸、強みを知っておくことが大切です。
ただここでいう強みとは、自分ができることとは違うかもしれません。
自分の得意なこと、好きなことを見つけて、やりたいことを見つける自己分析です。
自分でも分かっていない長所を活かして、探求心を注げる仕事を見つけるための自己分析となっています。
自分のできること、今までの経験を元に即戦力の転職先を探すというものではありませんのでご注意下さい。
そうはいっても転職は即戦力採用が多いです。
ですので、新しい業界・業種の転職は、今までの飲食経験が御社にどう貢献できるかを伝えるのが難しいです。
そうなるとポテンシャルが高い第二新卒、20代前半など若い人のほうが有利です。
次は、「得意なこと」「好きなこと」「やりたいこと」を見つける方法を解説します。
自分の得意を見つける
「やりたいこと」は「好きなこと」と「得意なこと」の掛け合わせすることで見つけられます。
「やりたいこと」を見つけるために、まずは得意なことを見つけましょう。
・得意なこととは?
・自分を変えるをやめて、得意を見つけて自分を活かす
・長所を尖らせることに時間とエネルギーを使おう
・得意なことを見つける4つの質問
以下で詳しく解説します。
得意なこととは?
自分が無意識にできるクセのようなものです。無意識な思考・感情・行動パターンが得意なことになります。
・いつも人間観察している
・いつも一歩引いてから行動に移している
・いつもイラッとしても表に感情を出さない
・いつも効率よく楽に作業する方法を考えている
・いつも他人の言葉を鵜呑みにしない
以上のような、考えていることと心のクセが、「得意」なことです。
「得意」なことは自分にとっては「無意識」であることがポイントです。
無意識のことは気づくのが難しいので、自分の思考・感情・行動パターンを振り返ってみましょう。
例えばですが、自分の名前を書くときどちらの手で書きますか?
当然利き手で書くはずです。
「利き手」を使おうと意識せずともできる、これが無意識に行動しているということです。
しかし、利き手を使ったことが無意識の行動だと自分だけで気づける人は少ないです。
だから時間をとって自分の行動を振り返ることで、自分が無意識でできる得意なことを見つける必要があります。
自分を変えるをやめて、得意を見つけて自分を活かす
短所は視点を変えれば長所に変わります。
得意なこととはクセですので、良いも悪いもありません。
そのクセをどう認識するかで「長所」にも「短所」にもなります。
例えば、「思いたったらすぐに行動に移す」という人がいます。
すぐに行動することで多くの経験、失敗、成功を得ることができるのが長所です。
しかし、その分失敗が増え無駄にエネルギーを使うというところが短所です。
自分の得意なことがどうすれば長所として発揮されるか理解しなければなりません。
過去私は自分の短所を克服しようと思い行動しました。
人と話すのが苦手だったので、接客業をやったり、話しかたの本を読んで勉強したり、見た目を磨いてみましたが納得いく結果は得られませんでした。
誰にでも爽やかに笑顔を振りまいて、自然と周りに人が集まるような人を目指しましたが結局のところ憧れていたような人間にはなれませんでした。
短所を無くそうとする努力は苦しく、成果は出にくいので結局のところ効率の悪い努力になってしまいます。
「人と話すのが苦手」という短所を視点を変えてみるとどうなるかというと、例えば「一人でいる時は快適に過ごせる」ということです
この長所を生かせる仕事を考えた時、
・完全在宅ワークの仕事
・フリーランス
・ブログ運営(アフィリエイター)
・本を書いて出版
・物作りの仕事
・個人投資家・デイトレーダー
が出てきました。
「一人でいる時は快適に過ごせる」という長所を否定して、「しんどいけれど人と関わりあいが多い仕事」を選んできた結果、私は辛く、痛い、いばらの道を歩んできたのかもしれません。
自分の得意なこと(長所)を早く理解していれば、自分を活かす仕事をもっと早く選択できたかもしれません。
努力したことは無駄ではありませんが、短所・苦手を克服するよりも自分の長所・得意なことに目を向けたほうが物事は良い方向に進んでいきます。
短所・苦手を克服しようとすると自分の苦手なことに着目するので、自己否定するきっかけを作るのであまり良い行いとは言えません。
自分を変えようとする努力(短所・苦手を克服する)は必要ありません。
自分を活かす努力(長所・得意なことを活かす)をしましょう。
「〜だから」という言い訳を「〜だからこそ」に言い換えると短所が長所に切り替わる簡単な方法です。
長所を尖らせることに時間とエネルギーを使おう
仕事で人よりも良い成果を出すには、より尖った長所の部分を尖らせることでしか得られません。
経営学者のピーター・ドラッカーは「強みのみが成果を生む。弱みはたかだか頭痛を生むくらいのものである。しかも弱みをなくしたからといって何も生まれはしない。強みは生かすことにエネルギーを費やさなくてはならない。」と言っています。
一つの長所が突き抜けている人は、短所が気にならなくなり「ハロー効果」が働きます。
ハロー効果とは、「1つの点で優れている人を見ると、他の点も素晴らしいに違いない」と想像する効果のことです。
顔が整っている人を見ると仕事ができそうだと感じることはありませんか?それがハロー効果です。
凹んでいるくぼみを埋めて、短所を克服して無個性で人並みの成果と退屈な仕事をするのか?
それとも、尖った部分をより鋭く尖らせて、長所を活かして他を圧倒する成果と充実した仕事を手に入れるのか?
長所を伸ばすという道は、代わりのいない存在になり自分らしく生きる道が広がっています。
そして短所を使うよりも長所を使った方が、仕事もずっと充実します。
得意なことを見つける4つの質問
ここからは自分のオリジナルの「得意なこと」とその「得意なこと」が上手く使える長所を見つけ出しましょう。
Q1 これまでの人生で充実していた体験は?
Q2 イラっとすること、心がざわつくことはなに?
Q3 人に「自分の長所」を聞いてみてください
Q4 仕事を辞めたとして、もっとやりたかったことは?
それでは質問を見ていきましょう。
自分の好きを見つける
・好きなこととは?
・お金のために働く(努力)から好きで働く(夢中)
・野球が好きだから、野球関連の仕事を選択は❌「野球のどこが楽しい?」
・役に立つから好き❌興味があるから好き◯
・好きなことを見つける5つの質問
以下で詳しく解説します。
好きなこととは?
好きなこととは、「興味・好奇心を感じる分野のこと」です。
好きなこと=興味・好奇心を感じる分野
例えば、アイドルが好きな人は「どうすれば〇〇ちゃんのことをもっと知ることができるだろう。」と考え、ライティングが好きな人は「どうやったら人の心を動かす文章が書けるんだろう」と気になります。
自分の好きな分野には疑問のまま残すことに耐えられません。
「知らないこと」を「知っている」という状態に変えたくなります。
この差を埋めたいと思っている気持ちが好きです。
なんで?
どうして?
どうすれば?
このように疑問を感じるものが「好き」です。
自然と知りたくなる好きな分野を見つけましょう。
お金のために働く(努力)から好きで働く(夢中)
お金のために働く人は、好きで働く人には敵わない。
こういう言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、理由はモチベーションの量が全く違うからです。
好きなことを仕事にすれば、努力する必要もなく自然と夢中になります。自分のモチベーションと密接に繋がっている状態だからです。
人生は長いマラソンのようなもので、長期的な勝負です。特に仕事は人生の中心というぐらいの存在です。
一時的・短期的な勝負なら「努力」も有効ですが、長期的の勝負なら「夢中」が勝ちます。
継続することが力となるので、「夢中」を仕事にできたら息切れすることなく走り続けることができます。
野球が好きだから、野球関連の仕事を選択は❌「野球のどこが楽しい?」
「好きなことと」いう分野で仕事を選んで、その仕事で具体的に何をするか考えずに仕事を選んでしまうと大抵失敗します。
例えば、学生時代から野球が好きで続けていたが、プロ野球選手にはなれそうにないから、野球に関連した仕事を探すことにしました。
就職活動で野球関連の野球用具メーカーに販売職に就職できましたが、なぜか心が満たされません。
なぜなら、野球をプレイするのが好きで道具を販売することは興味がなかったからです。
「好きなこと」しか見てないとこんな失敗パターンにハマります。
好きな分野で、自分がどんな時に楽しいのかという「得意なこと」も考えないといけません。
「野球のどこが好き?」は人それぞれ違いますよね。
・チームプレイが好き→チームで取り組む仕事
・能力をコツコツ高めるのが好き→技術を高める仕事
・戦略を考えることが好き→頭を使うような仕事
これが野球関連の仕事であれば素晴らしいですが、野球以外でもその楽しさを感じる仕事はあります。
「好きなこと」と同時に「得意なこと」も関連します。
好きなことを仕事にするときは「好きな分野だけでなく」「どこが楽しいか?」も考えてみてください。
役に立つから好き❌興味があるから好き◯
「役に立つから好き」は仕事にしてはいけません。「興味があるから好き」を仕事にしましょう。
「役に立つから好き」は、やった後についてくる「結果」が欲しいからやっていること。
「興味があるから好き」は、触れているその瞬間が楽しいからやっていることです。
しかし、多くの人が「役に立つから好き」を大事にしてしまって、「興味があるから好き」を捨ててしまいます。
「役に立たない」というふ言葉は、好きなことを見つけようとしている人の最恐の足止めワードです。
「役に立つかどうか」という基準で選びすぎると、好きなことは見つかりません。
合理的に効率的に行動することは素晴らしいことですが、合理性の罠にかかって好きなことを見失ってしまうのです。
全ての行動が
・役に立つことしかしてはいけない。
・誰かに説明できることしかしてはいけない。
・お金を稼げることしかしてはいけない。
・生産的なことしかしてはいけない。
の基準で考えてしまい、好きなことを見つけられない状態になっている人が多くいるように感じます。
これでは好きなことが見つからなくて当然ですので、「役に立つかどうか?」という基準を一旦捨てて、まずは純粋に自分が好きだと思えることを見つけましょう。
好きなことを見つける5つの質問
ここからは自分の「好きなこと」を見つけ出しましょう。
Q1 今お金を払ってでも勉強したいことはありますか?
Q2 なぜか気になった本はどんなジャンルの本ですか?
Q3 これに出会えて「救われた!」と思える分野・ジャンルのものはなんですか?
Q4 これまで生きてきた中で「感謝を伝えたい仕事」はなんですか?
Q5 これまでの人生で世の中に対する怒りを感じたことはなんですか?
それでは質問を見ていきましょう。
本当に自分のやりたいこと
自分の「得意なこと」「好きなこと」見つかりましたか?
ここからはいよいよ、「得意なこと」「好きなこと」を掛け合わせて「やりたいこと」を見つけます。
・やりたいことの「仮説」を立てる
・仕事の目的でやりたいことを絞る
以下で詳しく解説します。
やりたいことの「仮説」を立てる
自分の「得意なこと」「好きなこと」が見つかりましたら、並べて書き出しましょう。
それを自由に組み合わせて、「やりたいこと」を作り出していきます。
ここでは「質より量」です。
例えば私の場合は、
掛け合わせると、
人気漫画の良いところを真似して面白い漫画を作る人
【好き】漫画✖️【得意】優秀な人の真似をすること、人気漫画の良いところを掛け合わせて面白い漫画を作る。
掛け合わせ方は自由で「こんなことはできない」と可能性を否定せずに書いてみましょう。
「得意なこと」「好きなこと」いくつ掛け合わせても大丈夫ですし、掛け合わせとはしっくりこなくても、思いついたやりたいことがあればリストに入れましょう。
「質より量で」やりたいこと書き出します。
仕事の目的でやりたいことを絞る
やりたいことが決まっても上手く仕事にならないのは、自分のやりたいことをやるのに必死すぎて、仕事の目的を考えていないというところです。
仕事でお金を受け取ることができるのは、相手に価値を提供した時だけです。
どんな相手にどんな価値を提供できるか、考えてみてください。
誰に何をしてどんな価値を提供するのか、ここが定まっていないと仕事は上手くいきません。
自分が「やりたいこと」に人はお金を払いません。
自分が「やりたいこと」をした結果、与えられる価値に人はお金を払ってくれます。
「やりたいこと」をやるというのは自分だけの視点ですので、仕事には必ずお客さんがいます。
お客さんがいるからこそ、ずっと飽きずに仕事ができます。
お客さんの悩みを解決するために学び続けることは、自分のためだけに学ぶよりもモチベーションが高まります。
自分のことだけしか考えないで仕事をしても価値提供できませんので、お金も受け取れませんし、仕事が上手くいかないので飽きてしまいます。
「やりたいこと」を通じて関わった人に価値を与えられたときに仕事としても上手くいき、生きがいにも繋がる「本当にやりたいこと」になります。
仕事の目的に繋がる相手に価値提供できるかを基準に自分の「やりたいこと」の中から仕事として取り組む「本当にやりたいこと」を絞り出しましょう。
\自分の本当にやりたいことを見つけたい方必見!!/
自己分析の結果からやること
「やりたいこと」が見つかった後、次にやることはこちらです。
以下で詳しく解説します。
志望動機を作る
自己分析から自分の「本当にやりたいこと」が見つかったら志望動機を書くのが簡単になります。
志望動機で必要なのは「なぜこの会社で働きたいのか?」が面接官に伝わる志望動機です。
・私は〜がやりたいこと〜で自分がお客様に〜の価値を提供することができます(やりたいこと、自分が提供できる価値)
・なぜそれをやりたいのかというと〜(なぜ、それをやりたいのか?)
・御社は業界の中でも〜です。ですので、〜をやるには御社しかないと感じ志望しております(やりたいことと会社の事業内容が一致していることを伝える)
以上の3点をまとめると伝わりやすいです。
「何がやりたいくて、自分がどう御社に貢献できるのか?」「なぜやりたいのか?」「それをやるには御社しかない」この3点を答えられるように、志望動機を作りましょう。
業界・企業研究
自己分析で「本当にやりたいこと」を見つけた後は、業界・企業研究を行いましょう。
業界・企業研究の目的は転職先とのミスマッチを防ぐためです。
業界研究は、その業界にイメージしていたことを再確認、またイメージと違う点を見つけて認識を改めることができます。
企業研究は、自分の志向にあっているか、マッチした仕事ができるか企業への理解を深めるために行います。
どちらも大切なことですが、自己分析を行い自分の軸(本当にやりたいこと)がわからないと業界・企業研究はできませんので自己分析をしっかり行いましょう。
転職自己分析のやり方を解説!あなたの「やりたいこと」が見つからない理由
この記事では、自己分析として「得意なこと」「好きなこと」「やりたいこと」の見つけ方を解説しました。
この3つを見つけるために自分の過去、現在の状態を深堀りするので時間がかかる作業です。
しかし自分の「本当にやりたいこと」を仕事にできたら、努力せずとも楽しく充実しながら、成果を出すことができるようになります。
自分の「やりたいこと」が見つけられない人には、参考にさせていただいた『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』を読むと見つけられますよ。
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転職先の選び方で迷っているあなたへ
「やりたいこと」を見つけた後は、次なるステップへ。
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この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!