はじめまして、ユーケンです。
私のことについて紹介しています。
3分ぐらいで読めますので、読んでいただけると嬉しいです。
社会人1年目
食べることが好きだったので飲食業で働くことを心に決め、高校卒業後、上京して大阪の専門学校に行き大手ホテルに入社しました。
そこで待っていたのが、想像を超えた地獄のような職場でした。
当時19歳で新卒で入社しましたが、初めから「物」「ボロ雑巾」のように扱われました。
私より倍以上歳が離れた大人が全員当たり前のように新人、若い社員をいびり倒していました。
そんな環境だったので新卒で入社した同期2人は、1ヶ月も経たずに辞めました。
1年先輩の若手社員さん達は皆この状況を受け入れて、「3年経つまでは…」「認めてもらえれば大丈夫」と言っていました。
若手の先輩たちは私と同じように閉鎖的な環境に身を置いている状況と、日頃のハードワークにより、一種の洗脳状態に陥っていました。
そんなことには一切気づかず、上京したて新卒で入社した会社だったということもあり、私も勤務を続けました。
今思うとぶっとんでる職場だなと思いますが、当時は社会人1年目でこれが普通なんだと思いこんでました。
スマホも無いネット環境も整っていない時代だったので、普通に殴る、蹴るが当たり前だったので精神的に肉体的に追いつめられていきました。
もう限界だ・・・飲食店パワハラを受けて転職しまくる
職場の雰囲気が悪い環境、我慢して耐えるだけの職場に「辞めたい」「会社行きたくない」という思いが積もりに積もって、辞めたのは12月上旬でした。
ここから私の転職を繰り返す7年間が始まります。
今思うとこうなったのは、私の「無知」さが原因で、近くに誰も相談できる相手がいなかったからです。
高卒から専卒ですぐに就職。何も知らない状態で社会生活を送るのは、危険であり搾取される対象になるのが、よく分かりました。
飲食以外に、他業種で先物取引の営業、アルバイトでコンビニ、派遣で車の部品の梱包作業、塗装塗り、出戻りで飲食業界に戻りましたが、正社員になるとどれも続きませんでした。
いずれも上司からのパワハラ、暴力がきっかけで辞めています。
当時の私は仕事に適用できない自分、上手く立ち回れない自分を責めました。
「自分の能力が低いから」「覚えが悪いから」と。
今思うと働いていた環境が異常で、スーパーブラックだなと思いますが、「できない奴が悪い」「できる奴が偉い」の業界で口には出しませんが暗黙のルールでした。
私は自分の限界を悟って、飲食業界で働いて自分の店を持つという夢を諦めます。
飲食業界を離れてから、自分の自信を徐々に取り戻していきました。
辿り着いた先が物流業界
当時付き合っていた彼女(現妻)との結婚のこともあり、片っ端から応募した結果、正社員として採用された物流業界に転職しました。
当時27歳、この時に初めて転職エージェントdodaを利用しました。
今まで飲食しかやってこず、ビジネススキルも無い、職歴が多い私を面接までこぎつけるだけでも大変でした。
正社員で働くことだけを念頭に置いて、後は条件次第と考えていました。
勤めた先では長く勤務するように心がけて、積極的に仕事を頑張りました。
飲食で働いていた頃に比べたら、体力的にも精神的にもだいぶ楽に感じました。
同時に反省と、飲食でずっと働いていたことを後悔しました。
「他の仕事はこんなに楽しんで仕事できるんだ。」「今まで受けてきた仕打ちはなんだったんだ?」「なんで自分で自分を攻めていんだろう…」色んな感情が溢れてきました。
飲食を辞めて良かったと心の底から思いました。
新しい職場で少しだけ自分の生き方が見つかる
物流業界に転職した会社(現職)も今考えるとブラックなんですが、飲食での働き方が普通になっていたので、快適に仕事ができました。
頑張りが評価されたのもあってか、勤めて3年で昇進しました。
それからは仕事の業務量、仕事でショックな出来事があり、会社に潰されてうつ病になりました。
うつ病になった経緯は、長時間労働とストレスですが、具体的な話は公開はできないのであしからず。
今は復職していて完治したとは言えませんが、通常業務は行える体調になりました。
復職するかはかなり悩みました。
けれど、どこで働いていても会社員として働いていている限り上司の指示を聞かなければならない。
それならば、業務量が減って、定時に帰れて、休みの日に連絡が来ない職場で、働いて副業したほうがいいと思いました。
そして、会社に頼らず個人の力で稼ぐためにブログをはじめました。
この転々食ガイドは私みたいに、
・新卒入社後、1年も経たずに退職
・飲食店でパワハラを受けて転職しまくる
・無駄に職歴が増える
・仕事が苦痛に感じる
・自分の人生が嫌になった
・うつ病になる
こういった経済的自由、精神的自由の遠回り、無駄に辛い経験、普通に暮らすのも大変な状態に、他の人がならないようにという思いがありブログを立ち上げました。
今苦しんで飲食で働いている人達へ
辛いならすぐに辞めたらいいなんて無責任なことは言えませんが、私が言えることは「ブラックな飲食の会社に貢献しても見返りは少ない」です。
飲食にかぎらず、ブラック企業は絶対に入社してはいけません。
なぜなら、
・給与水準が低い
・長時間労働
・常時パワハラがある
・労働環境の悪化
・キャリアアップが難しい
・職場の人間関係が悪化
・健康被害のリスク
・退職率が高い
・法令遵守の問題
飲食は、薄利多売なビジネスです。
仕事の給与は業界の水準、会社の給与ベースで決まります。
飲食の給与ベースは、各種ある業界の中でも、1番低く今後も上がる見込みも薄いです。
加えて他の仕事に比べて、長時間労働で拘束時間が長いので、自分の時間をなかなか持てません。
飲食業界のスキルは伸びますが専門スキルなので、他業種に活かせないので飲食業界を辞めての他業界への転職は、他の業界に比べて難しいです。
他にも飲食を続けるデメリットはありますがこのくらいで、もっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
》飲食業界の社員が直面する地獄状況とその対策方法
ストレスでどうにかなりそうな人は、うつ病になったらデメリットが大きすぎるので、すぐに休職に入ることをおすすめします。
生き方は人それぞれ
私は人から飲食業で働くのは辞めるべきかと聞かれれば、「辞めたほうがいい」と答えますが飲食業で働くことが好きで生きがいにしてる人もいます。
向き、不向きと言う言葉はあまり好きではありませんが、私には向いていなかったんでしょう。
けれど、今の人生は最高に好きです。
妻と子供と一緒にいる時間、家族との時間がグッと増えました。
毎日子供と遊び、土日祝も休みです。
今までどおり仕事をしていたら、得られなかった最高にハッピーな時間を過ごしています。
仕事は楽しいとは言えませんが、家に帰ると妻、子供の顔を見ると憂うつだった気持ちもパァーッと明るくなります。
人にはそれぞれ生き方があって、私のキャリアは壊滅的ですが、新しいことに挑戦する時間、家族とのプライベートを充実させることができました。
私は飲食を辞めて本当に良かったと思っているので、飲食業で働くことに悩んでいる人には、早めに辞めて他業種に転職することをすすめていきたいと思っています。
新しいことに挑戦している方。
困難に直面している方。
応援しています!
このブログを訪れた人が、自分に向いている仕事、新しい生き方が見つけられるそんな場所にしていきたいです。
長々と自分語りをしましたが、最後まで読んでいただき心より感謝致します。
ありがとうございます。